じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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2012年版・岡山大学構内でお花見(32)サツキの咲く岡大石庭で、西賀茂の正伝寺を思い出す

 一般教育棟構内・学生会館南側にある岡大・石庭のサツキが見頃となってきた。石庭とサツキから思い出されるのが、京都市西賀茂にある正伝寺。ウィキペディアにも記されているように、あそこの庭は、白壁越しに比叡山を望む借景式庭園であり、岩を用いず、白砂とサツキの刈込みのみで構成されている。「獅子の児渡しの庭」と呼ばれる。ネットで検索したところ、こちらにサツキが咲いている頃の写真が掲載されていた。

 それはそれとして、この岡大石庭、雑草を取り除き、砂紋を整えるなど、もう少しちゃんと管理すればいいのにと思う。

 ※岡山大学構内の花だよりのアルバム(追記更新型)をLife-Xに公開中です。随時追加していきますので、時たま覗いていただければ光栄です

5月24日(木)

【思ったこと】
_c0524(木)すイエんサー「究極のじゃんけん必勝法」(1)

 先週、NHK教育のすイエんサーという番組で、じゃんけん必勝法の話題を2回にわたり取り上げていることを知り録画。食事時など再生してみたが、なかなか面白い構成となっていた。なお、正式なタイトルは、

1回目(5月8日火曜日、再放送は土曜日)

「メッチャじゃんけんに勝ちまくりた〜い!」

2回目(5月15日火曜日)

「目指せ!勝率8割!! 究極のじゃんけん必勝法を見つけた〜い!」

となっていた。ネットで検索したところ、こちら(1回目)とこちら(2回目)に、番組内容についての詳しい紹介があり、大いに参考になった。なお、リンク先によれば、じゃんけんに勝つ方法の考察をこの番組で取り上げたのはおそらく二度目、また「所さんの目がテン!」でも2011年9月に

「ジャンケンの科学」 〜ジャンケンで勝つために〜

という話題を取り上げたことがあったという。(当該の番組紹介ブログこちら。)

 ちなみに私自身は、かれこれ20年前になるが、 3項選択行動の柔軟性に及ぼす教示内容と記憶負荷の効果

などの論文で、行動変動性に関連して、じゃんけん必勝法と同じような考察をしたことがあった。もっとも、私自身の興味対象は、同じ対戦相手と何度も何度もじゃんけんをする場面で、いかにして、相手の次の手を予想するか、あるいは、相手に予想されないような手を選ぶかということにあった。

 いっぽう、今回のすイエんサーは、「初対面の人と、1回勝負のじゃんけんをする時の勝率を8割までアップする方法」ということであって、かなり内容が異なっていた。じっさい、同じ人と何度もじゃんけんをする場面で勝率8割を獲得することは、まず不可能であろう。(←グー、チョキ、パーそれぞれを出す直前の脳の状態や顔や手の動きの微妙な差違を瞬時に読み取って、次の手を予測し、それに勝てる手を瞬時に出すという、実質アト出しで勝つなら可能かもしれないが。)しかし、初対面の人との1回勝負であり、かつ、その相手が、じゃんけん必勝法や、種々の裏技を知らない人であれば、8割達成も夢ではないと言える。

 余談だが、「すイエんサー」という番組を視たのは今回が初めてであった。けったいな名前だなあと思っていたが、ウィキペディアの当該項目によれば、「サイエンスのアナグラム」(サ・イ・エ・ン・ス→ス・イ・エ・ン・サ)だという。「Sweet Answer(スウィート・アンサー)」を早口で発音した時に「スイエンサー」と聞こえるためかと思っていたがそうではないようだ。

次回に続く。