じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 8月2日(木)の岡山は、最低気温27.2℃の熱帯夜であったが、九州の西にある台風10号の影響で風が吹き、比較的過ごしやすい朝となった。

 写真は、岡北中との境界にあるポプラ。8月に入って日の出の時刻がしだいに遅くなり、早朝散歩時にも日の出や朝焼け風景が楽しめるようになってきた。

8月1日(水)

【思ったこと】
_c0801(水)ロンドンオリンピック

 ロンドンオリンピックが行われている。8月2日朝のNHKオンラインでは、
  • 体操男子 内村航平選手が金メダル
  • 立石選手が銅メダル 北島選手4位
  • 競泳女子 星奈津美選手が銅メダル
といった見出しが並んでいるように、連日、日本選手の活躍ぶりが伝えられている。

 もっとも、私は、もともとスポーツ観戦にはそれほど興味が無く、今回も、定時のニュースでダイジェストを見る程度で、夜遅くまで起きたり、録画してじっくり見るといった、日課を崩すほどには熱中していない。

 そう言えば、4年前のオリンピックで何があったのかということもすっかり忘れてしまった。さっそく2008年8月頃の日記一覧を見ると、 という3件の記事があることが分かった。

 今回は今のところ、個別の競技についてはこれといった話題は浮かばない。

 ちなみに、「競技」は、
個人または団体が相対して一定の規則に従って特定の技を競い合い、その優劣勝敗を決する広い意味での「遊戯」の一型。
であると定義されている(Yahoo百科事典)。オリンピックに限らず各種のスポーツ競技では、素質(競技によっては体格や体力など)に加えて、努力の量と質が結果に反映する。一般人はそれを観戦することで、そうした努力を称え、元気を貰うという構図にはなっている。とはいえ、競技の結果には偶然的要因も大きく左右するし、さらには、その大会にどういう強敵が参加するのかという、自分の努力ではどうにもならない要因が働いてしまうのは気の毒な気もする。要するに、世界記録を更新するような大健闘を見せても、それを上回るライバルが参加していれば金メダルは取れないし、逆に、たまたまその大会に有力選手が居なければ、自己記録より悪い不本意な結果でも金メダルをとれることもありうる。また、格闘技や団体競技一般では、どういう相手と当たるのかが順位を大きく左右する。準々決勝あたりで最強選手にあたって敗退すればメダルは取れないが、逆に、弱い相手とばかり対戦していれば、同じ実力でも決勝戦に出場し、最低でも銀メダルをとることができる。であるから、メダルの色が金か銀か銅か、あるいは、4位惜敗かというような結果だけで、選手の格付けをするのは、妥当ではないように思う。

 あと、ウィキペディアの該当項目によれば、前回の北京大会の時の国・地域別メダル数は
  1. 中国 51 21 28 100
  2. アメリカ合衆国 36 38 36 110
  3. ロシア 23 21 28 72
  4. イギリス 19 13 15 47
  5. ドイツ 16 10 15 41
  6. オーストラリア 14 15 17 46
  7. 韓国 13 10 8 31
  8. 日本 9 6 10 25
  9. イタリア 8 9 10 27
  10. フランス 7 16 18 41
となっていたそうだが【国・地域のあとの数字が、金、銀、銅、合計の獲得数】、これに対して8月2日朝までの順位は、
  1. 中国 17 9 4
  2. アメリカ 12 8 9
  3. 韓国 6 2 4
  4. フランス 5 3 5
  5. 北朝鮮 4 0 1
  6. ドイツ 3 8 2
  7. イタリア 3 4 2
  8. カザフスタン 3 0 0
  9. 日本 2 4 11
となっていて、これまでのところ、前回大会に比べると、ロシア、イギリス、オーストラリアの獲得数が激減しているようにも見える。単に、お家芸競技がまだ行われていないためなのか、それともそれぞれの国において、選手養成方針に転換があったのかは不明。いっぽう、日本の競泳陣はもともと得意と言われていた平泳ぎ以外の種目(背泳ぎ、バタフライ、メドレー)においても、過去に無いほどに大健闘しているように思う。

 なお、「オリンピックは、個人を応援するのか、国を応援するのか」という話題については、2010年2月17日以降28日まで12回にわたって連載として取り上げたことがあった(リンクはこちらのインデックスから)。そのうち、2月18日の日記のところに、オリンピック憲章についての引用があり、
オリンピック競技大会は、個人種目もしくは団体種目での選手間の競争であり、国家間の競争ではない。
かつ、国別のメダルランキング表の作成を禁じていることなどが紹介されているが、現実には、そうなっておらず、「オリンピック憲章、みんなで破れば怖くない」状態になっているようである。また、上にも書いた相対比較やライバルに関しては、2010年2月28日の日記により詳しい考察がある。