じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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2012年版・岡山大学構内の紅葉(7)一般教育棟構内(津島東キャンパス内)のソメイヨシノの紅葉

 11月6日(火)の夕刻に会議があり、D棟5階のトイレの窓から撮影することができた。

 そう言えば昨年も、同じ窓から写真を撮っていた。昨年のほうが紅葉が進んでいるように見える。


11月7日(水)

【思ったこと】
_c1107(水)第5回日本園芸療法学会in 岐阜(11)日本と世界の園芸療法(1)韓国の園芸療法

 11月6日の日記の続き。

 2日目午後は、口述発表のあと、「日本と世界の園芸療法」と題するシンポジウムが行われた。シンポでは、韓国人(アメリカ在住?)の先生から、韓国の園芸療法教育と資格問題、9月にオランダで行われた第11回国際人間・植物シンポジウム(The 11th IPPS)の報告が行われ、また、日本人パネリストからアメリカの園芸療法の近況、日本の園芸療法学会の活動の歴史が紹介された。

 韓国での園芸療法教育は非常に充実しており、アメリカ以上ではないかという声も聞かれるほどであった。歴史的には1997年頃から学会設立の動きが始まり、1998年には、韓国「人間植物環境協会」、1999年には韓国「園芸療法連合」ができ、2010年から認定協会が発足したというような流れであった(訳語は長谷川による)。このあたりは、日本国内で、人間・植物関係学会、園芸福祉協会、園芸療法学会などが設立されていく過程とよく似ているようにも思われた。

 資格としては、「Horticultural Therapist」と「Horticultural well-being」というようなものがあるらしい。日本でいう「園芸療法士」と「園芸福祉士」と似ているのかと思ったが、資格認定基準や職種はかなり違っているらしい。他のパネリストからも、資格取得者数の違いなどについていくつか質問が出たが、通訳上の問題もあって、よく聞き取れなかった。


 次回に続く。