じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
岡大・一般教育棟の桜広場に設置された鯉のぼり。公式サイトには特に説明はないようだが、昨年までは立てられていなかった。
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【小さな話題】 8年後にどうなる? 新学期のオリエンテーション、ガイダンスが一段落し、4月9日から前期の授業が始まった。今年のガイダンスの自己紹介コーナーでは、 ●行動科学教員の中で、私がとうとう最年長になってしまった。2年次生卒業の年に私も定年退職となる。 とともに、 ●8年後にどうなる? という話をさせていただいた。対象学生はおおむね20歳前後。8年後と言えば28歳前後となり、大学院生であれば博士号取得、企業であればそろそろ職場の中堅として活躍する時期となる。また個人的にも、結婚、新居といった明るい未来が待っているのではないかと思う。 それに対して私自身は、71歳。4月5日の日記でも述べたように、日本人男性の健康寿命は71.19歳と言われているから、平均的に見れば、8年後からは「健康上の問題で日常生活が制限される期間」に突入することになる可能性が高い。平均より悪ければ寝たきりの要介護になる恐れもある。 しかし、そのような宿命を割り切って考えれば、あと8年の間に何をしたいのかが具体的に浮かんでくる。タイムリミットを想定しながら最大限の努力をするという覚悟も新たになる。そういう意味では、若者以上に張りのある生活が送れるかもしれない。 「花燃ゆ」に続いて「まれ」も卒業するわたし 「真夜中のパン屋さん」の希実さんがヒロイン、ということで、NHK朝ドラの「まれ」の録画をしばらく続けていたが、今週の初めのあたりでけっきょく視るのをやめてしまった。別段、つまらないというわけでもないのだが、わざわざ視聴(録画再生)の時間を確保するのが面倒というのが主たる理由である。 NHKのドラマでは、「花燃ゆ」はけっきょく3回目で卒業した私である。ドラマにハマりやすい私ではあるが、このところ、ぜひとも続きを視たいという作品に出会うことがない。 いま考えてみると、2012年10月から2013年3月に放送された、「純と愛」は、私が感動したドラマのTop5に入る名作品であった。朝ドラ特有の視聴者層にはあまり受けなかったようだが、私自身としては、あのくらいの浮き沈みが無いと、ぜひとも続きが視たいという気持ちにはなれない。 |