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【連載】 #チコちゃんに叱られる!「イライラのイラ」、「しょっぱい汗」 昨日に続いて、9月27日放送の、チコちゃんに叱られる!【2018年9月14日の再放送】。本日は、
まず3.の「イライラ」の「イラ」が棘に由来することはある程度想像できた。私自身は、かつてモンゴルのミニ富士山に登った時に、素手でイラクサを掴んでしまって酷い目にあったことがあった。 「イラ」に相当する漢字は「刺」や「くさかんむりに刺」のほか、「苛」という字が変換されるが、この「苛」にはもともと「苛める」、「苛酷」といった意味がある。日本語では、大和言葉に漢字が当てられることで、大和言葉のもともとの意味に当てはめられた漢字の意味が付加されることもあるように思われる。このことが、棘のメタファーとしての「イラ」の意味をさらに拡げた可能性があるのではないかと思われる。 もう1つの4.であるが、汗はもともと気化熱の作用により体温や脳の温度を下げるためにかくものであり、血液の成分から作られる。その際、ミネラルなど貴重な栄養素は汗腺のフィルター作用により血液に戻されるが、汗をかくのがヘタな人はナトリウムや塩素を排出してしまいそれらが体の外で変化するとしょっぱい汗になるという説明であった。 上手に汗をかくためには普段から汗をかくことが重要で、その1つとして、42℃前後のお湯に手足の先端を5〜10分ほどつけるという「汗腺トレーニング」が有効。そのいっぽう、半身浴でかくデトックス効果は期待できないとも指摘されていた。 ここからは私の感想になるが、今年の8月に「暑熱馴化」と称してほぼ毎日、炎天下に半田山植物園の山に登ったことは結果的に「汗腺トレーニング」になった可能性がある。 日帰り温泉などにあるサウナも「デトックス効果」自体は疑わしいものの「汗腺トレーニング」にはなっているように思う。ま、日帰り温泉利用は、のんびりとくつろぐこと自体に健康増進効果があり、それ以外の何たら効果と言われるようなものはあまり期待しないほうがよさそうだ。 |