じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 恒例の岡大イルミネーションがそろそろ始まる時期ではないかと思ったが、12月13日に岡大ピーチユニオン(南福利施設)の前を通過した時点ではまだ何の設置も行われていなかった。点灯式などの予告もない。ちなみに昨年は12月12日から12月27日。イルミネーション器具が老朽化し、「高齢の岡大イルミネーション」となって中止を余儀なくされたのだろうか。

2019年12月13日(金)



【連載】#チコちゃんに叱られる!「一日3食の理由」、「パンの国別消費量」

 12月13日に放送された、チコちゃんに叱られる!の感想と考察。この回は、
  1. なぜ1日3食食べる?
  2. なぜ銭湯には富士山の絵が多い?
  3. 「世界パン食い競争選手権」
  4. 裏声はなぜ出る?
という4つの話題が取り上げられていた。ここでは、私自身が興味を持った1.と3.について取り上げる。

 まず1.については、「明かりがついたから」が正解とされた。番組によれば、一般庶民が明かりを使えなかった室町時代には、
  • 朝の3時半頃に現場に向かい、日の出とともに仕事
  • 10時頃帰宅して11時から12時頃に朝食
  • 午後は自由時間。仕事道具の手入れなど。
  • 16時から18時頃に夕食をとり就寝
という一日2食の生活をしていたが、菜種油が安価で手に入れられるようになった江戸時代になると、
  • 朝5時から6時頃に朝食
  • 朝7時から16時まで仕事。その合間に、ごく短時間で、軽食2回と昼食の合計3食。
  • 16時から19時頃は自由時間(銭湯など)
  • 19時から20時頃に夕食
  • 20時から22時頃は自由時間(読書、晩酌)
  • 就寝は23時
というように生活のリズムが変わり、軽食2回を含めて一日5食になったという。

 ウィキペディアでも「照明が明るくなった町の商舗経営の長時間化が刺激になった」という説が紹介されているが、それ以外の説もあり、「明かりがついたから」が3食化の最大原因であったのかどうかは少々疑わしいように思う。ちなみに、私の食事のパターンは12月1日の日記に記した通り。
  • 5時半頃に朝食:サツマイモ、シリアル、飲むヨーグルト(豆乳と自家製ヨーグルトをミキサーで混ぜて作ったもの。市販品は甘すぎるので購入しない。)
  • 10時半頃に昼食:平日は岡大生協食堂を利用することが多い。
  • 17時すぎに夕食:昼よりは少なめ。
海外旅行にでもでかけない限り、上記のサイクルを変えることは殆ど無い(但し、4学期は授業を担当しているので、木曜日に限り昼食開始が11時過ぎになってしまう)。妻の実家に帰省した時や息子の家に泊まる時なども、私だけ朝5時半にシリアルやサツマイモで朝食をとっている。元日でも変えていない。

 次に3.の「世界パン食い競争選手権」であるが、番組では「3位トルコ(818万トン)、2位エジプト(952万トン)、1位メキシコ(1158万トン)」とされたが、これはランキングの基準に問題があるように思った。番組では、
  • 世界各国が2018年の1年間に国民全員でパンを食べた量を集計
  • その総量順にランキングして順位を発表する壮絶な団体戦
を引用していたが【出典:ユーロモニターインターナショナル】、国民全員の消費量ということであると人口の多い国ほど上位になりやすい。じっさい、上位3か国の人口を調べると、
  • メキシコ 1億2863万人
  • エジプト 8212万人
  • トルコ 7275万人
となっていて、パンの総消費量のランキングにほぼ比例しているように見えた。
 また、メキシコのパン消費量にはトルティージャ【番組では「トルティージャ」と言っていたが、トルティーヤ(スペイン語: tortilla)の間違いではないだろうか。ウィキペディアではトルティージャは、スペリングは同じだが「スペイン風オムレツ」の意味で使われているように見える】が含まれていたが、あれをパンの一種とするならなら、ナンもパンの分類にれてよいはず。そうなると人口の多いインドが世界一の消費量になるはずだ。

 なお、ウィキペディアでは、小麦粉等を「膨らませる方法」と「加熱の方法」で分類しており、これらすべてを広義のパンとした場合は、マントウもパン。となれば中国がダントツでパン消費量一位になるだろう。

 なお、都道府県別のパン消費量一位は京都府が一位、都市別では大津市といったデータがあるようだ。岡山市もトップ10に入っている。パンが多いかどうかは、お米や麺類の消費量にも関係してくると思われるが、京都や大津がなぜ多いの化は、よく分からない。
 私自身は、以前は朝食としてパンとチーズをとっていたことがあったが、パンに含まれる添加物や脂肪過多が気になり、最近は殆ど食べることがない。