Copyright(C)長谷川芳典 |
|
「接写で楽しむ雑草の花」。今回はチガヤ。岡大構内の芝地各所で繁殖している。かつては、食用、あるいは生薬などで役に立っていたようだが、公共花壇では迷惑雑草化している。 |
【連載】#チコちゃんに叱られる!「世界最速タイム:ルービックキューブ、玉入れ、四足走行」「肉の赤色と焼いた時の変化」 昨日に続いて、5月8日(土)朝に初回放送された、NHK チコちゃんに叱られる!の感想と考察。 本日は、
まず、3.の「世界最速タイムSHOW」は「目指せサマーバケーション 働き方改革のコーナー」の一環として放送され、ルービックキューブ、玉入れ、(人間の)四足走行のそれぞれの世界最速タイムが動画で紹介された。
最後の「焼くとお肉の色が変わるのはなぜ?」については、番組では「鉄が酸化するから」と説明された。 坂田亮一・名誉教授(麻布大学、日本食肉科学会理事長)によると、そもそも焼く前の肉が赤いのは、血の色ではなく、ミオグロビンというタンパク質の色であるという。ミオグロビンは筋肉の中で酸素をため込むタンパク質であり暗赤色をしているが、食肉売り場の肉が赤いのは、空気中の酸素とミオグロビンの鉄分が反応して赤くなっているためである。この赤くなった肉を焼くと、ミオグロビンの中の鉄がさらに酸化し、茶色へと変化していく。但し、金属が錆びる反応とは厳密には異なっている。 ミオグロビンは、牛などのように持久力が必要な動物に多く含まれているいっぽう、空を飛ばないニワトリでは少なく、焼いても色の変化が起こりにくい(なので空を飛ぶことのあるカモの肉はミオグロビンが多いので赤い)。 なお、ミオグロビンの話は2019年7月5日放送の「魚の赤身と白身は、なぜ色が違う?」でも取り上げられていたが、赤身魚を焼くと色が変わることについては言及されていなかった。 |