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【連載】チコちゃんに叱られる!「ストラディバリウスが高価な理由」「唐揚げが鶏肉ばかりの理由」 12月17日に放送された表記の番組についての感想と考察。本日は、
まず、2.のストラディバリウスが高価である理由は「300年たった今でも再現できないから」と説明された。 ストラディバリウスはイタリアの天才楽器職人のアントニオ・ストラディヴァリが作った楽器であり、生涯で1000以上のバイオリンを製作し、うち約500が現存するという。なおウィキペディアでは、「ストラディバリ父子はヴァイオリンやヴィオラやチェロ、マンドリン、ギターなど約1100-1300挺の楽器を製作したとされ、約600挺が現存する。 」と記されているが、この数はバイオリン以外の楽器を含むものと思われる。またストラディバリ父子というのは、父がアントニオ、子がフランチェスコとオモボノであり合計3人となるが、「特にアントニオ・ストラディバリが17世紀〜18世紀にかけて製作した弦楽器が有名である」と記されていた。 ストラディバリウスが高価であるのは単に骨董品的な希少価値によるものかと思っていたが、番組によれば、
番組では、解説者のバイオリン職人が苦心して再現したバイオリンと、ホンモノのストラディバリウスの聞き比べ実験が行われていた。制作者ご本人のほか、バイオリニストや、幼少時からバイオリンを習っていたカンニング竹山さんが、両方のバイオリンの演奏を聞き比べたところ、3人ともホンモノのストラディバリウスの音色を聴き当てることができた。 私自身は音楽には無縁の生活をしており、音の違いには鈍感であるが、キーキーという摩擦音が混じった下手な演奏だけはお断りである。以前、ちょうどこのクリスマスの時期に、職場でクリスマスコンサートつきの昼食会企画があったので聴きに行ったことがあるが、バイオリン奏者(部活動の部員)の演奏があまりにも下手で、真剣に演奏している点は評価できるとしても、聴くに堪えない音であったことが記憶に残っている。 最後の4.の唐揚げの疑問であるが、番組では、「鶏肉は3つの理由で奇跡の肉だから」と説明された。有原先生(北里大学)によれば、鶏肉は豚肉や牛肉と比べて
なお、唐揚げ、フライ、天ぷら、カツの違いについては各種雑学系番組でも時たま取り上げられている(カツとフライの違いについては2019年10月24日の日記参照)。こちらのサイトによれば、
なお私は、唐揚げはあまり好きではない。学生時代からそうだったが、生協食堂などでは、豚肉や牛肉よりもコストの安い鶏肉ばかりが提供されることがあり、ウンザリしたためと思われる。最近、どこぞの健康番組の影響か、妻が鶏肉ばかり買ってくるので食欲が出ない。(例外的に、親子丼と焼き鳥は嫌いではないが)。 |