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津山線・座主川橋梁(なぜか「座州川」と表示されている)下でひっそりと咲くムラサキハナナ(オオアラセイトウ)。ムラサキハナナは、かつては空き地や河川敷などで広範囲に繁殖していたが、何らかの弱点があるらしく、最近は限られた場所のみで見られるようになった。この場所では以前から生育しているが、規模は広がっていない。 |
【連載】チコちゃんに叱られる!「霧と靄の違い」「火とは何か」「インコにお喋りをさせるには」 4月3日に続いて、4月1日【岡山は4月2日】に初回放送された表記の番組についての感想・考察。本日は、
まず、3.の「霧ともやの違い」だが、私は視程の違いであることは知っていたが、それらを区分する数値までは覚えていなかった、放送では、
俳句などの季語では、春のものを「霞」、秋のものを「霧」とし、「靄」は単独では季語となっていない。「霞」が春の季語、「霧」が秋の季語となったのは平安時代頃からで、古くは区別がなく、「霧」も「霞」も春秋を問わず使われていた。という使われ方があるという。 4.の「火って何?」だが、私は「熱の自動補給により可燃ガスが連続的に燃焼している状態」であろうと考えたが、これでは「燃焼」が独立して定義されていないためトートロジーになってしまう。いっぽう放送では「ドミノ倒し的酸化反応」であると説明された。なるほど、化学現象である「酸化」を定義に含める必要があったようだ。 放送によれば、酸化(燃焼)とは、メタンなど(炭素や水素などの化合物)の可燃性の物質と酸素が結びつき、二酸化酸素と水にになる現象である。鉄が錆びるのも酸化反応であるが、燃焼の場合は、高温の熱と急激な酸化反応が起こるという点で区別される。 このことで思ったが、上記の定義から言えば「太陽が赤く燃えている」というのは正しい表現ではない。太陽が燃えているように見えるのは酸化ではなく、核融合反応であるからだ。また、活火山が火を噴いているというのも正確ではない。火山から吹き出している溶岩や噴石はマグマによるものであって酸化反応ではないからだ。 体内での脂肪燃焼は定義上「燃焼」には含まれているようだが、体の中で火が燃えているとは考えにくい。 最後の5.については、藤原宏子先生(人間総合科学大学)から セキセイインコは求愛のためオスのほうがよくさえずる。メスや仲間の声をマネして求愛するため、飼い主を仲間とみなすとマネするようになる。つがいのインコ同士の中がいい場合は、飼い主を仲間と見なさず言葉を覚えない。産まれた子どものオスを小さいころから手乗りインコとして育てると、たくさんしゃべってくれる可能性がある。とアドバイスされた。 そう言えば、私の生家でもセキセイインコを長期間飼育していた。当時は雛が産まれると近所の小鳥屋さんが買い取って暮れたので、趣味と実益を兼ねることができていたようだが、人間の言葉をマネすることは一度も無かった。その後、私が中学生になった頃には小鳥屋さんは閉店し、近所でも小鳥を飼う人は減っていった。 |