じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



06月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る


クリックで全体表示。

 今回の上京中はスマホでCOCOAを稼動させていたが、これまでのところ陽性者との接触は確認されていない。もっとも、地下鉄車内や各所訪問地では相当の人混みがあり、本当に陽性者と接触が無かったのかイマイチ信じられないところがある。このさい、
  • COCOAで陽性者との接触確認→かなりの信憑性あり
  • COCOAでは接触確認されず→実際に接触したかどうかは全く分からない
と解釈すべきであろう。

2022年6月29日(水)



【連載】「スマホ無し老後」からの脱却(18)Googleアプリへの傾倒

 昨日に続いて、スマホ初体験の記録。

 Androidスマホを使い初めてから、ロケーション履歴、歩数計、Googleレンズ、Googleキープなどのアプリを頻繁に使うようになった。これによって初めて気づいたのだが、じつはGoogleアプリのいくつかは、パソコン(Windows10)でも、使用できることが分かった。いちばん手っ取り早いのは、Googleマップなどを起動し、Googleアカウントログイン中に出現する「Google アプリアイコン(アプリランチャー)」をクリックすることである。このアプリアイコンは、FirefoxやEdgeでGoogleマップを閲覧している時にも右上(Googleアカウントの左)に「出現」する。

 ブラウザーにいちいちブックマークをしなくても、このアプリランチャーからは様々なGoogleアプリを利用することができる。また、GoogleChromeから各種画像を閲覧中、画像内で右クリックすると「Googleレンズで画像検索」をすることができる。例えばこちらの画像をChromeで表示後に右クリックしてGoogleレンズで画像検索すると、「Calvatia cyathiformis」がヒットし、この学名からさらに和名を調べると「スミレホコリタケ」の可能性が高いことが分かる。

 同じくアプリランチャーからGoogleマップを起動し、左上のハンバーガーアイコンから「タイムライン」を選択すると、ロケーション履歴や、途中で撮影した写真を表示させることができる。スマホでのロケーション履歴では画面が小さすぎて見るに堪えないが、パソコンであれば、大型ディスプレイの液晶画面いっぱいにマップを表示できるので詳細な経路を辿ることができる。

 スマホを使っていなかった時には、Googleのアプリといっても、Googleマップで特定地点間の移動経路・手段を確認したり、ストリートビューで経路上の風景をチェックする程度であり、ブラウザとしてのGoogleChromeは殆ど使うことが無かったが、スマホ利用後には急速に利用の拡大が進んだ。

 少し前にこのWeb日記でも何度か取り上げたことがあるが、マイクロソフトのEdgeで「chrome」を検索すると、画面のトップに、
新しい Web ブラウザーをダウンロードする必要はありません。 Microsoft は、高速で安全な最新の Web エクスペリエンスを実現し、時間とお金の節約に役立つ Microsoft Edge を使用することをお勧めします。
という、嫌がらせとも感じられるような広告が表示されるが、Chromeをダウンロードしなければ、Googleレンズでダイレクトに画像検索をすることができないはずで、「ダウンロードする必要はありません」というのは不正確な情報であるように思われる。(「時間とお金の節約に役立つ」という意味もよく分からない)。

 ところで、昨年秋から、Windows11が提供されるようになった。その特徴の1つに

●「Android」アプリをPCにインストールして、Androidスマートフォンで使用しているのと同じアプリの一部をWindowsデスクトップで直接使用できるようにする機能

があるということだったが、上に述べたように、GoogleアプリであればすでにWindows10のパソコンとAndroidスマホの間でデータを同期させたり、パソコンの大型ディスプレイで表示できるようになっている。とすると、いったいWindows11の特長って、いったい何?ということが分からなくなってきた。

 私自身は、一時期、WindowsMobile搭載のタブレット(通話機能無し、Wi-Fiのみ利用可能)を使っており、西チベットではけっこう役に立っていた。しかし2019年12月にサポートが終了。また、通話機能無しといっても、Wi-Fiさえ利用できれば、LINEで音声通話ができていたところ、2019年9月9日からはWindowsMobile版(WindowsPhone版)のアプリサービス提供終了となり、利用価値が殆ど無くなってしまった。スマホの開発を止めてしまったマイクロソフトがいくらWindowsでスマホとの連動を目玉にしても、販路を広げることは難しいように思われる。

 次回に続く。