Copyright(C)長谷川芳典 |
※クリックで全体表示。 |
バルカンノウルシの花にやってきたナナホシテントウ。ナナホシテントウは肉食でアブラムシ類を食べるということだが、接写した限りではアブラムシは見当たらず、花粉を食べているかのように見えた。 なおこちらの写真のように、在来種のノウルシのお花畑が観られる場所もあるようだ。 |
【連載】チコちゃんに叱られる! 「カッターナイフ誕生秘話」 昨日に続いて、5月3日(金)に初回放送された表記の番組についての感想・考察。本日は、
このカッターナイフについては、放送では、「良男が進駐軍に板チョコをもらったから」が正解であると説明された。 畑中悠さん(オルファカッター【但し放送では社名には言及されていない】)&ナレーション&再現ドラマによる説明は以下の通り。
ここからは私の感想・考察になるが、カッターナイフが発売された1959年と言えば私が7歳の頃であった。しかし小学校の図画工作の時間などでカッターナイフを使った記憶は一度も無い。中学生の頃には植物の茎を輪切りにして顕微鏡で除いたり、挿し芽をしたりする時にカミソリの刃を使った記憶はあるが、カッターナイフを手にしたことは無かった【なので刃を折ったことも一度も無い】。おそらく、カッターを使う頻度が少なかったため、使用済みのカミソリで十分ということだったかと思う。なお、今では(電動ではない)カミソリは使い捨ての一体型やカセット型の替え刃になっているため、カッターに代用することはできない。 ところでウィキペディアによれば、『カッターナイフ』というのは和製英語であり、英語では『Utility knife』、中国語では『多用途刀』などと呼ばれているという。 今回取り上げられたオルファという社名が「折る刃」に由来することは私でも気づいたが、なぜ「オルハ」ではなく「オルファ」になったのかはこれまで調べたことがなかった。リンク先によると、 ...【略】...この折り刃式カッターナイフは、岡田商会(岡田工業)が原点であるということでブランド名を「折る刃」を元に「OLFA」(オルファ)とした。OLHAにしなかった理由は、Hの部分を発音しない言語が存在するためである。岡田工業は1984年に正式社名をオルファに変更。刃の寸法(幅9ミリメートル・18ミリメートル)や折り筋角度(59度)などは全てデファクトスタンダードとなり、名実ともに折る刃式カッターの世界ブランドへと成長していった。という経緯があったようだ。また製品の色に黄色が多い理由について、放送では単に目立つためとされていたが、ウィキペディアでは オルファの製品には、黄色を主体にした製品が多い。黒色の製品でも1ポイントに黄色を用いている。これは、カッターナイフは刃物であるため、不意に怪我などをしないよう、道具箱の中でも目立つようにするためである。オルファでは「その黄色はたまごの黄身の色に近いあたたかみのある黄色」と表現している。というように、より詳しく説明されていた。 ということで、今回の話はチコちゃんの謎解きというよりもプロジェクトXで取り上げたほうが良さそうな内容であった。なお、我が家の工具箱にはカッターナイフは見当たらなかったが、網戸の張り替えの時に使う『カッター付きローラー』が1つだけあり昨年秋に実際に使ったことがあった。但しオルファー製ではない。 次回に続く。 |