じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
※クリックで全体表示。 ![]() |
4月から近隣のスーパーにセルフレジが導入された。利用者は各商品のバーコードをいちいちスキャナで読み取らせなければならない。 当初私が戸惑ったのは、2割引、4割引、半額といった値引き商品をどうやって読み取らせるのかということである。すでにセルフレジを導入している別の店舗では、各商品のバーコードの上に値引き後のバーコードを貼り付けていたが、今回の店は
ということで値引き品のバーコードを観察したところ、写真下のように、バーコードの上に「◎」印の小さなシールが貼られていることが分かった。なるほど、このシールがあることでこの商品は値引き品であることが判別されているようだ。上記の例では1万円の商品のバーコードには「◎」シールが貼られていないので、半額シールの読み込みができなくなるという仕組み。 もっとも、その後ネットで検索したところ、 ●セルフレジで持参した値引き納豆・豆腐のバーコード悪用、商品を詐取容疑「蓄えなかった」 という記事があった。それによれば、 ●【容疑者の】女はスーパーでセルフレジを使用した際、持参した納豆や豆腐の割引品計23点(販売価格882円分)のバーコード付き値引きシールを読み取らせ、明太子やプリン、缶詰など計24点(同4916円)を4034円安く購入した疑い。 となっていた。どうしてこういう不正ができたのだろうか? 念のためCopilotにセルフレジでの不正購入防止策を尋ねたところ、以下のような回答をいただいた。 スーパーのセルフレジでは、不正購入を防ぐためにさまざまな対策が講じられています。主な対策として、以下のようなものがあります。 |
【連載】チコちゃんに叱られる! 日本人が食事をするとき食器を持ち上げるのは、日本の家が狭かったから」という胡散臭い説明/外国人が驚いた!日本では当たり前の文化 昨日に続いて、4月11日(金)に初回放送された表記の番組についての感想・考察。本日は、
まず2.であるが、放送では日本人が食事をするとき食器を持ち上げるのは「日本の家が狭かったから」が正解であると説明された。民俗学や文化史の研究をしている斗鬼正一さん(江戸川大学)&ナレーションによる説明は以下の通り【要約・改変あり】。
ここからは私の感想・考察を述べる。まず解説者の斗鬼正一さんはこの番組の「オリジナル解説者」でもありこれまでにも何度も登場しておられ、毎回興味深い話題を提供してくださっているのだが、今回の、
まず、そもそも日本人は食器を持ち上げて食事をしているのか?という点から検証する必要がある。確かに日本人は、ご飯茶碗と汁椀、小鉢ものは持ち上げて食べているが、尾頭付きの魚を食べる時にはお皿を持ち上げたりはしていない。ご飯茶碗を持ち上げるのは箸を使って食べる際にご飯がこぼれないようにするため。同じご飯でも、カレーライスやチャーハンをスプーンで食べる時にはお皿は持ち上げない。うどんやラーメンは少なくとも食べ始める段階ではテーブルに置いたままで食べている。要するに日本人は食器を持ち上げて食べるといっても、その種類は限られておりすべてを持ち上げているわけではない。またその理由は箸を使っているからであり、中国や韓国でも必要に応じて食器を持ち上げて箸で食べているように思われる。 次に、今回の説明にあった「日本の家は狭い」であるが、外国に比べて日本の家だけが狭かったわけではない。例えば、カザフ人のゲルのような遊牧民の住居はもっと狭いがお膳は使われていない。そもそも狭いスペースでは真ん中に大皿や鍋を置いて家族はそれを囲むように座って食べるというのが一般的であり、お膳が使われるのは別の理由、例えば、武士の家などのように、みんなで箸をつついたりせず、それぞれ決まった場所に座って別々の食器で食事をするため、あるいは畳の上に座って食事をするため食べ物を下にこぼすと不衛生になるといった理由でお膳が使われるようになったのではないかと推測される。 いずれにせよ、今の日本でご飯茶碗と汁椀を手で持ち上げているのは、別段、お膳で食事をしていたときの名残ではない。箸で食事をする限りはそうしないとご飯がこぼれるから、あるいはスプーン無しで味噌汁を飲む時には持ち上げる他に手段が無いから、というのが本当の理由ではないかと思われた。 3.の「外国人が驚いた!日本では当たり前の文化」については次の3例が紹介された。
以上3例のうち、1.については私自身も当てはまっているように思う。対面の相手でも受話器の向こうの相手でも、対話をしていることには変わりがないので、普段の会話中の動作が連動することはごく自然かと思う。 2.については、私自身は肥満防止目的もあり、仮にギョーザをおかずとして食べる場合はご飯の量を減らすなどそれなりに配慮している。 3.はスーパーやドラッグストアでも同様であり、それぞれの店のオリジナルソングが流されている。私自身は何かのメロディーを耳にするとその後しばらく、あるいはある日突然、そのメロディーが繰り返しあたまにこびりつく傾向があり、あまり歓迎しない。店員さんたちはああいう音楽を毎日繰り返し聞かされているが、思考の妨げにならないのか、それとも慣れてしまうと無音化してしまうのか、気になるところでもある。 ついでながらCopilotに、「訪日外国人が驚くような、日本で当たり前になっている習慣を10例挙げてください。」と尋ねたところ、以下のような回答をいただいた。 日本では当たり前でも、訪日外国人にとっては驚きの習慣がたくさんあります。例えば、以下のようなものがあります: |