じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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【インドネシアその43】バリ島・バトゥール火山と箱根火山を比較する バリ島では、最後にバトゥール火山を見学した。バトゥール山は標高1717mの活火山で、カルデラ湖(バトゥール湖)とともに、大きなカルデラの中にもう一つの小さなカルデラ地形を持つ。記録上は20世紀以降に20回以上噴火しているとされ、直近では2000年にも噴火している。 バトゥールジオパーク博物館で説明を受けた時には、日本の箱根火山によく似ていると思ったが、同じ縮尺で比較してみると箱根火山のほうが遙かに広いことが分かった。ChatGPTによる比較は以下の通り。 はい、インドネシアの**バトゥール火山**と、日本の**箱根火山**を比較してみます。両者ともカルデラをもつ複雑な火山ですが、規模・活動性・人々との関わりに大きな違いがあります。
まとめると、**バトゥール火山は今も活発に噴火を繰り返す「生きた火山」**、一方で\*\*箱根火山は温泉や観光に恩恵をもたらす「休みつつ息づく火山」\*\*といえるでしょう。 同宿尺で比較した限りでは箱根火山のほうがはるかに規模が大きいように見えたが、カルデラ自体はいずれも10km程度であるようだ。外輪山の外側の裾野の広がりは箱根のほうが広いが、カルデラ内部の広さは同程度かもしれない。 なお、ジャワ島・ブロモ山と阿蘇山の比較は7月21日の日記にあり。 |
【小さな話題】ブルーフィルムの別の意味/なぜブルーからピンクになったのか? 昨日の日記で『明国』(明解国語辞典)改訂版(二版)が1952年に出版された後、次の改訂に向けて編者たちが喫茶店の個室に集まり議論を重ねたという話題を取り上げた。会議が終わったあとには、山田忠雄を除く関係者たちは『ブルーフィルム』の観賞を楽しんだという。 ウィキペディアによれば『ブルーフィルム』は以下のようなものであった【抜粋。改変あり】
私自身は上記のような映像に接したことがなかったが、学会発表用に、文字や図版は白色、背景が青色のスライドを作成したことが何度もあり、白黒スライドと区別するために『ブルースライド』と呼んでいた記憶がある。またこれを『ブルーフィルム』と言い間違えると変な顔をされたこともあった。なおこうしたスライド映写による発表形式は、会場ごとにスライドを操作する要員を配置する必要があり手間と人件費がかかっていた。その後発表形式は、発表者が一人で操作するOHP(透明フィルム使用、さらに反射式)に移行、さらにパワーポイントによるプレゼンテーション(スクリーンに投影、さらに大型液晶画面)と進化していった。ということで、真面目人間だった私は『ブルーフィルム』という言葉を聞くと、まずは学会発表用の青焼きスライドのことを思い出す。 さて、元の話題に戻るが、なぜわいせつは「ブルー」という色で表現されるようになったのだろうか? 早速ChatGPTに尋ねたところ、以下のような回答をいただいた。 いいご質問です。 映画や出版物における「ブルー(blue)」という言葉には、英語圏で古くから「猥雑な・わいせつな・風紀に反する」といった意味合いがあります。そのため、ポルノグラフィを題材にした映画を「ブルーフィルム」と呼ぶようになりました。 ◆### 「ブルー」とわいせつの関係
◆### 日本での受容 日本では戦後、裏ルートで持ち込まれたポルノ映画を「ブルーフィルム」と呼んだのが始まりです。「ブルー映画」という言葉も一時期使われました。その後、性描写のある一般映画は「ピンク映画」と呼ばれるようになり、こちらは日本独自の表現です。 ◆まとめると、 『ブルーフィルム』の「ブルー」は **英語で「わいせつ・猥雑」という隠語的意味** を持つことから来ており、そこから「ポルノ映画」の代名詞になった、ということです。 ところで、日本ではわいせつ、あるいは性的描写に対しては「ブルー」ではなく「ピンク」と表現されることが多い。このことについてもChatGPTに解説してもらった。 はい、それでは「ブルーフィルム」から「ピンク映画」へ呼び名が移っていった経緯を整理しますね。
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