じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 自然保護センター(佐伯町)の湿生植物園に咲くトキソウ(朱鷺草)。


5月28日(土)

【ちょっと思ったこと】

自然保護センターで里山の自然を満喫する

 28日(土)の午後、夫婦で佐伯町にある岡山県・自然保護センターに行ってきた。
岡山市内からは車で片道50分ほどの手頃な距離にあり、7〜8年前までは、親子観察会に毎月のように参加していたこともあった。子どもたちが成長してからは訪れる機会が減り、Web日記の記録を見る限りでは2003年5月24日以来。

 園内ではハルゼミが至る所で鳴いていたが、姿は一度も見えず。植物のほうは、上に掲載したトキソウのほうか、キショウブ、カキツバタ、テイカカズラ、バイカウツギ、エゴノキ、ヤマボウシ、ウツギ、ヤマウルシなど、いろいろな花を眺めることができた(主な花の写真はセンターの季節の花の紹介にあり)。かつて親子観察会に通っていた頃に植栽された樹木の成長ぶりに驚かされる。





塩飽諸島

 NHK新日本紀行ふたたび「塩飽(しわく)衆昨今〜瀬戸内海塩飽諸島」をDVDハードディスクに録画し、翌朝の朝食時に視た。

 塩飽諸島というのは、瀬戸大橋の間近、大小28の島々からなり、かつては塩飽海賊衆として海上勢力を保持し、また咸臨丸渡米の折り水主50名のうち塩飽の者35名を数えるなど操船を得意とする者を多く輩出した。

 番組では佐柳島(さなぎしま)と本島(塩飽本島)が主として紹介されていた。

 このうち本島は、かつて、夏休みに職員福利厚生のための海の家が開設されていたところであり、1998年8月3日や、同年8月7日の日記に記録が残っている。1999年7月11日の日記には、本島のリゾートホテル(当時すでに休業中)の写真があったが、今はもう更地になっているとのことだ。その後、下津井〜本島間のフェリーが廃止され、児島観光港と本島間に客船が通うのみ(丸亀からのフェリーはある)となってからは、すっかり行きづらくなってしまった。もっとも、島としての本来の静けさが取り戻されたのは良かったかもしれない。

 もとの話題に戻るが、1972年放送では、当時島で一番若い漁師夫婦が紹介されていた。当時の海の汚染で、最後の漁師になるかもしれないというナレーションが入っていたが、その後、養殖に転じたり、最近ではサワラ漁に取り組むなど、いろいろと苦労されつつ、今でもご夫婦で漁を続けておられると聞きホッとした。