じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] [今日の写真] 農学部農場の水田に今年も「パラレルワールド」が出現した。2枚ともわざと上下を逆さにしてある。2004年6月14日の日記に昨年の写真あり。


6月11日(土)

【ちょっと思ったこと】

阪神1人勝ち、ついに実現!

 6月11日(土)のプロ野球交流戦では、ちょっとした珍現象が起こった。試合結果
  • 阪神 11 - 6 日本ハム
  • 中日 5 - 11 ロッテ
  • ソフトバンク 7 - 3 ヤクルト
  • 横浜 7 - 10 オリックス
  • 巨人 5 - 12 西武
  • 楽天 6 - 3 広島
というようになったのだが、6試合の中で、セ・リーグチームが勝ったのは阪神タイガースのみ。これによって、セ・リーグの中では首位タイガースと他の5チームとのゲーム差はすべて1ゲームずつ開いてしまったのである。逆にパ・リーグのほうは、首位ロッテとソフトバンク、西武、オリックス、楽天とのゲーム差は全く変化無し。阪神に負けた日本ハムだけが他チームより1ゲームだけ引き離されることとなった。

 5月10日の日記にも記したように、交流戦とリーグ戦では勝ち負けの意味が多少異なっている。

 例えばリーグ戦で、同じ日に3試合が行われたとする。話を簡単にするため、ここでは引き分けが無かったとする。この場合、必ず3チームは勝ち、3チームは負ける。従って、首位のチームが勝った場合、同じ日に勝った2チームとのゲーム差は変わらず、残り3チームとは1ゲームの差が広がることになる。

また、セ・リーグの6チームがすべて勝った場合、あるいはすべて負けた場合は、リーグ内では全く差がつかない。勝率には多少影響するが、優勝の可能性を左右するものではない。

 この日、もし阪神が負けていれば、セ・リーグは全敗するところであった。もしそうなっていたら、パ・リーグを含めて、リーグ内のゲーム差は全く変わらないという珍現象が起こるところであった。となると、阪神タイガースのこの日の勝利の意義は大きい。いっぽう、パ・リーグ首位のロッテの場合は、日本ハム以外のチームとのゲーム差を広げられなかったという点では、それほどの価値はなかった。もっともロッテの場合は、45勝18敗と大きく勝ち越しており3位以内マジックもすでに点灯し57となっている。マジックを1つ減らしたという点ではプレーオフ進出に貢献する勝利であったと言うこともできる。

 余談だが、朝日新聞社が12球団に対して行ったアンケートによれば、セ・パ交流戦の導入について、パ・リーグ6球団と阪神、横浜は「成功」、中日と広島が「どちらかと言えば成功」、巨人とヤクルトは「まだ言えない」と回答したという。パ・リーグのチームとの対戦で両リーグ最高の観客を集めている阪神が「成功」と答えたのは当然であろうが、同じ「成功」という回答を横浜が出したのは興味深い。というのは、横浜は6月10日の対オリックス戦で2260人しか観客を集められなかったからである(同じ日の甲子園は47273人、東京ドームは42695人、ヤフードームは30104人、ナゴヤドームは29500人、フルスタ宮城は10480人)。6月11日の横浜の動員数はなんとか10629人に達したが、それでも甲子園47287人、東京ドーム44667人、ナゴヤドーム34400人、ヤフードーム34183人、フルスタ宮城16903人に比べるとはるかに少ない。横浜が、自球団の損得ではなく野球界全体を見渡した上で「成功」と回答したのであれば、大したものだ。





大きな山と小さな山がある県

 夕食時に視た「脳内エステIQサプリ」で、「大きな山と、小さな山が隠れている県はどこか?」というようなクイズ(←文言は長谷川の記憶によるため不確か)があった。自分の住んでいる岡山県にそんな特徴があるとは思いもよらなかった。

 もう1つ、トイレットペーパーにカタカナで「シムラ」と書くと、裏返しにして横から読むと「シムラ」になるというのも面白かった。但し、こっちのネタはどこかで見たことがあったぞ。

 その後の別番組「島田検定!!国民的潜在能力テスト」では

●ジョッキ中のビールを放り投げて5m離れたビンの中に一滴残らず入れることはできるか、という、マスターとの100ドルの賭けに失敗してマスターの顔にビールをかけてしまった男が逆に100ドル儲けたのはなぜか?

というクイズを自力で解くことができなかった。正解は「他のお客と、「マスターの顔にビールをかけても怒らない」という200ドルの賭けをしていた」(←ネタバレ防止のため背景と同じ色にしています。なぞってください。以下同様。)というものであったが、怒るか怒らないかという判定でモメるおそれはあったと思う。それと、100ドル貰ったマスターは怒るはずはないというのも確実とは言えない。クイズとしてはそこまで考えずに納得しておいたほうが楽しいけれど。