じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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岡山では5月1日の朝までに8.5ミリの雨が降り、岡大・南北通りでイチョウの雄花が絨毯のように散っている様子が見られた。「雄花の絨毯」の写真は4月25日付けの楽天版にも掲載したことがある。落花の時期は樹によって微妙に異なっているようだ。 |
【ちょっと思ったこと】
3月3日、5月5日、7月7日の共通点/曜日簡易計算法 録画しておいたクイズ番組を連休前半に視ていたところ、 ●3月3日、5月5日、7月7日の共通点は何か? という問題が出題されていた。正解は、 ●毎年必ず、同じ曜日になる 今年の場合、5月5日は土曜日、従って3月3日も7月7日も土曜日ということになる。 その理由は、3月から7月までは、大の月(31日間)と小の月(30日間)が交互に配置されていることにある。つまり、X月Y日から、その2ヵ月後の(X+2)月Y日までの日数は必ず61日間、従って、(X+2)月(Y+2)日までは61+2=63日間となり、7の倍数だから同じ曜日になるという次第だ。同じ理由で、
クイズ番組の性格上、ゾロ目の月日のみが取り上げられていたが、要するに一般化すれば、 ●3月から12月までのあいだ、X月Y日と、その2ヵ月後の(X+2)月(Y+2)日は同じ曜日になる。但し、Xが奇数の場合、7月Y日と同じ曜日になる9月の日付は9月(Y+2)日ではなく、9月(Y+1)日である。 ということになるかと思う。興味深いのは、7月と8月に大の月が並んでいても、偶数月の法則は影響を受けないことだ。これは、4月から8月までが(30日+31日)という順序、8月から12月までは(31日+30日)という順序に反転するだけで、合計日数61日間自体は変わらないことによるためである。 私自身はこの番組を視るまで、こういう「法則」があることを全く知らなかった。会議の日程の打ち合わせなどしていると、カレンダーも無いのに何ヶ月も先の日付の曜日や、第三水曜日が何日かというようなことを瞬時に言い当てる人がいて計算能力のスゴイ人だなあと思ったことがあるが、ひょっとして、この「法則」を使っているのかもしれない。例えば、5月1日が火曜日であるということを基に考えれば、7月3日、9月4日、11月6日も火曜日であるということがすぐに分かる。よって、11月の第一火曜日は6日ですね、と瞬時に言い当てることができるわけだ。 ちなみにパソコンで簡単に曜日を計算する方法としてはZellerの式というのがある(1998年8月19日の日記参照)。これは近似式だが、1582年から2099年までの曜日を瞬時に言い当ててしまうというスグレモノだ。但し、暗算には適さない。 このほか、月齢を知る大ざっぱな方法を、1998年2月13日の日記などに紹介したことがあった。その年に固有の数χは毎年11ずつ増える(30を超えたら30を引く)。1998年がゼロであったので、99年は11、2000年は22、2001年は33なので30を引いて3、2002年は14、2003年は25、2004年は36なので30を引いて6、2005年は17、2006年は28、よって2007年は39なので30を引いて9となる。5月は「西に洋々(1月から5月は、月の数1〜5のかわりに2・4・2・4・4を割り当てる」により月の数は5ではなく4、5月2日は月の数「4」と2日の「2」で合計6。それに2007年の数9を足すと15となってちょうど満月になることが大ざっぱに推定できる。 |