じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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§§ 5月6日の夜はよく晴れ、満月（正確には5月6日12時35分）を南の空低い位置に眺めることができた。写真左はヒラドツツジ、写真右は「岡大観音」を前景にした写真。

　なお、この日から15日後の5月21日朝には、関東、近畿南部、四国南部、九州南部などで金環日食が見られる。



5月6日（日）
【思ったこと】
_c0506（日）じぶん更新日記、執筆開始15周年(1)

　2012年5月6日は、このWeb日記の執筆を始めてから15周年となる。昨年の日記にも書いたが、毎年5月6日だけは「執筆開始○○周年」という話題の日記が書けるのでネタ不足に悩むことはない。

　今年は、還暦を迎える年ということもあって、新年の抱負にも、新年度の決意にも、これまでとは違う新たな将来計画を記したところである。Web日記のほうはスタイルは殆ど変わっていないものの、最近は、もっぱら、「起こったこと」ではなく「思ったこと」を記すことが多くなった。その理由はいろいろあるが、１つには、世の中で起こっていることには以前ほど関心が無くなったことにある。時事問題はもとより、スポーツニュースにも殆ど関心が無くなった。以前は、阪神タイガースが勝ったか負けたかで翌日の機嫌が変わるほどであったが、今や、阪神にどういう投手がいるのか、順位がどうなっているのかさえ知らない。また、サッカーにはもともと興味が無く、「Jリーグ」にどういうチームがあるのか1つとして浮かばない。例外的に、陸上長距離、なでしこジャパン、大相撲に多少の関心がある程度である。

　そんなこともあって、Web日記で世間で起こったことを取り上げる機会は極端に少なくなってしまったが、そればかりでなく、自分自身に起こったこと（個人体験）もあまり記さなくなってきたように思う。これに関しては4月14日の日記で、“ライフログ”に関連して考えを述べたことがある。
私は、枯葉で作る人生のカタチの実践者であって、一貫した人生、自己という考えには否定的である。過去に関わるヒマがあったら、現在を一生懸命生きることにエネルギーを注ぎたいと思ってる。
要するに、何年前の何月何日に何をしたかということが全く思い出せなかったとしても、そのことで今の自分が変わるわけではないし、何かを失ったわけでもない。

　ではなぜ「思ったこと」を書き続けるのかになるが、その一番の理由は、最近ますます物忘れがひどくなったことにある。その時の思ったことを備忘録として残しておかないと、アイデアがちっとも蓄積されず、これはスゴイ！と思いついたことが何年か前のアイデアと全く同じということになりかねないためである。こうした重複を避けるために、以前はコンセプトサーチというツールが結構役に立っていたのだが、なぜか、出荷終了し、Win7で対応しなくなってしまった。しかしWeb日記として残しておければ、キーワードを入れるだけで種々のネット検索を通じて、過去の「思ったこと」や関連記事を探し出すことができるのでまことに便利である。

　ま、とにかく、Web日記執筆は、私の日課の中にしっかりと組み込まれているため、旅行や重い病気など特殊な事情が無い限りは、執筆を休止することはまずありえない。ということで、本日から16年目の執筆に入ることになる。