じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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最初で最後(?)の「京山金環食現象」の撮影に成功! 岡大・一般教育棟構内(津島東キャンパス)のサークル棟非常階段3階テラスから、「京山金環食現象」をやっと撮影することができた。 この現象については、昨年12月19日の日記で、 岡山市・京山の旧・京山ロープウェー遊園跡地にある京山タワーが夕日と重なって金環食に見えることを「京山・金環食現象」と呼んでいる(←長谷川が勝手に命名)。と書いたところであったが、先日下見に行ったところ、上記の予測は誤っており、12月8日〜9日頃にピッタリ重なるということが分かった。 12月8日(土)の夕刻16時37分〜39分に当該場所で撮影したのが左の写真である。12月9日(日)のほうが太陽と京山タワーがさらにぴったりと重なると予想されるが、残念ながら9日以降はここで撮影できなくなってしまった。サークル棟の改修工事が始まり、非常階段周辺にフェンスが設置されて立ち入りできなくなってしまったからである。 この場所で撮影できたのはまさに滑り込みセーフであった。ということで、次の観望の機会となる正月三が日前後は立ち入り禁止、次回は来年の12月9日(日)〜10日(月)【←来年は冬至が12月22日となって今年より1日あとになるため1日遅くなる】頃まで待たなければならない。但し、改修工事後に同じような非常階段が設置されているか、立ち入りできるかは不明であるし、そもそも雲が出ていれば観望できない。大学構内から「京山金環食現象」を観望できたのは、ひょっとしてこれで最後?ということもありうる。 ※太陽光パネルと重なる金環食現象の写真は、2012年1月13日の楽天版にあり。 |
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【思ったこと】 _c1208(土)TEDで学ぶ心理学(21)Daniel Kahneman: The riddle of experience vs. memory.(2) 昨日に続いて、 ●Daniel Kahneman (2010). The riddle of experience vs. memory. の話題。 プレゼンでは、「幸福という言葉はもはや役立つ言葉ではない。(It turns out that the word "happiness" is just not a useful word anymore.)」とした上で、幸福をめぐる3つの認知の罠が論じられた。もっとも1番目の「複雑さを認めることへの抵抗感」についてはあまり言及されず、もっぱら、2番目の「直接体験と記憶の混同(confusion between experience and memory)」と、3番目の(幸福の状態を左右する状況を ゆがめて考えてしまうこと(the focusing illusion, and it's the unfortunate fact that we can't think about any circumstance that affects well-being without distorting its importance.)の話題が取り上げられていた。なお、講演では、「the experiencing self(直接体験している自己)」と「the remembering self(想起された自己)」という表現がたびたび使われているが、果たして「self(自己)」という概念が必要なのかどうか、単に、経験と想起という言葉だけで論じても、それほど趣旨は変わらないのではないかという気がした。 それはそれとして、ここで念のため「体験している自己」と「想起された自己」とは何か、まとめておくと、
次回に続く。 |