じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
文法経1号館南東側にあるアンズの花が開き始めた。梅の花に似ているが開花の時期は少し遅く、また梅よりは花期が短い。写真右は、社会人大学院生が修了記念に寄付してくださった苗木。こちらも年々成長している。 |
【小さな話題】 大相撲「富士城時代」の予感 大相撲13日目、関脇・照ノ富士が全勝の横綱・白鵬に土をつけ、白鵬の2場所連続13日目優勝をかろうじて阻止した。 照ノ富士のことは2014年11月21日の日記にも記したことがある。今年中に大関、ひょっとすると横綱昇進も夢ではない。 いっぽう、逸ノ城のほうは、今場所の調子はイマイチ。左上手が全然とれないし、相手からの攻めに対する動作が遅すぎる。どこか体が悪いのではないかという印象まで受ける。来場所以降の奮起が期待される。 14日目には、その照ノ富士と逸ノ城の取り組みがある。両者の今後を占う重要な一番になりそう。 第100回を迎えた薬剤師国家試験 こちらの情報によれば、平成27年2月28日〜3月1日に行われた薬剤師国家試験の結果が3月27日に発表になるという。今回の試験でちょうど第100回。合格率はどのくらいになるのだろうか。 ちなみに、昨年度行われた第99回の結果がこちらに公開されている。全体の合格率は60.84%というからかなり厳しい。 リンク先にも記されているように、この国家試験は、 学校教育法(昭和22年法律第26号)に基づく大学において、薬学の正規の課程(学校教育法第87条第2項に規定するものに限る。)(以下「6年制薬学課程」という。)を修めて卒業した者(平成27年3月25日(水曜日)までに卒業する見込みの者を含む。)というのが受験資格となっている【但し、別の要件でも受験できる場合あり】。聞くところによると、いくつかの私立大学では、合格率を高く保つため、合格可能性の低い在籍学生の受験を認めていない【卒業見込みの判定をしない】ということである。そのこともあって、リンク先資料の資料3に示されているように、入学時の募集定員に比べて新卒受験者数が著しく少ない大学が散見される。また、近年、入学時に定員割れを起こし、存亡の危機に瀕している私立大もあると聞く。 ちょうどいま、後期試験の合格発表が行われている。いっぱんに、大学入試に合格することはまことにめでたいことであるが、薬学系の場合は、本人も親御さんも、それから先に厳しい試練があることを覚悟しなければならない。私立大では年間の授業料・施設設備費合計が200万円前後であり、留年すればその分の負担が増えていく。全体の合格率が60.84%ということは、少なくとも4割の親御さんは7年分以上の学費を負担しなければならない。さらには、せっかく入学しても授業についていけずに中途退学・転学を強いられることもある。相当の覚悟が必要、と言わざるを得ない。 |