じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【思ったこと】 150512(火)最近の理髪業 5月13日朝のモーサテ「プライスウォッチ」で、最近の理髪料金の動向を取り上げていた。1000円カットの進出に押されて、一般理髪店の総合調髪の料金は殆ど据え置き状態となっている。そのいっぽう、銀座などの高級理髪店では付加価値をつけて1万円というお店も登場しているというような内容であった。 ネットでざっと検索したところ、少し古いデータだが、こちらに、個人経営、株式会社、有限会社別の平均財務指標のデータが見つかった。経営主体としては個人経営が91.3%と圧倒的多数を占めているが、後継者無しが71.4%となっており、理髪師の高齢化が進む可能性がありそう。また、個人経営では、平日1日あたりの平均客数は5.9人、休日では8.0人となっており、客1人あたりの平均料金単価は3512.3円となっていた。 そう言えば少し前、カンブリア宮殿で、 “時間”にこそ価値がある! 1700万人を魅了する時短ビジネスの全貌キュービーネット社長 北野 泰男(きたの やすお) という話題を取り上げていた。単に薄利多売方式で価格破壊を実現しているのではなく、合理的な散髪システムを取り入れ、かつ、人材流出をふせぐための「社員を幸せにする」工夫など、周到な配慮がなされており、個人経営の一般理髪店ではなかなか太刀打ちできないように思われた。 理髪店でいろいろなサービスを受けたり世間話を楽しむという人は別だが、私のように、単に、伸びた髪を切ってもらいたいというニーズだけで来店する者にとっては、とにかく、待たされない、早くやってもらうというのが一番であり、今後も、1000円カットを利用し続けることになるだろう。 【格安理髪店についての主な過去日記】
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