じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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数に興味を持たせようと思って、100円ショップで電卓(300円+税)とトランプカード(100円+税)を買ってきた。ところが、孫は、トランプを垂直に立てて電卓のキーの間にこすりつけてから「ありがとうございます」という遊びを始めた。初めは何のことかと思ったが、クレジットカード払いで買物をする時のレジ係の動作を真似たごっこ遊びであることが分かった。 |
【思ったこと】 180104(木)関係、対応づけ、文脈をめぐる議論(8) 対応づけと関係づけ(2) 昨日の続き。 「関係づけ」の代わりに「対応づけ」という呼称を用いることのいちばんのメリットは、相互的内包が派生されるということをうまく説明することにある。日常生活の中で関係という言葉は「相互の関係」という意味に使われることが多いので、「AをBに関係づける」と言ってしまうと、最初から相互的内包が前提にされてしまう。いっぽう、「AをBに対応させる」という表現は、「A→B」という一方通行の矢印を伸ばすような行動を思い浮かべるはずだ。それゆえ、「A→B」という訓練が行われた後で「B→A」という対応づけが勝手に起こりやすくなったとすれば、これは面白い現象であるということに気づくはずである。 もっとも、形式上は対応づけであっても、実際は関係反応になっていない場合がある。何が対応づけで、何は対応づけでないのかという点を例示しておく必要がある。
次回に続く。 |