じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 1月27日の日記で、2018年と1703年は、グレゴリオ暦の1月30日と旧暦の12月14日が一致する年である。ということで写真は泉岳寺の墓所(2012年撮影)。
 なお、テレビせとうちで再放送していた三船敏郎主演の「大忠臣蔵」は1月29日で最終回「切腹」となった。このドラマのオープニングは写真右上のような画面で始まっているが【こちらに動画あり。】、これが夕日なのか朝日なのか画像だけからは判断できなかった。いっぽう最終回のエンディングには夕日が沈むシーンがあり、このことと関係がありそう。ちなみに、オープニングに写っているお城は彦根城であるとの情報あり。


2018年1月29日(月)


【思ったこと】
180129(月)徹底的行動主義とは何だったのか(1)

 3月に行われる第23回人間行動研究会で、「徹底的行動主義は何だったのか」という話題提供をさせていただくことになっている。昨年秋に、世話人のS氏から、定年退職となる教員には何か話をしていただくことになっているのでよろしくというようなお誘いがあり、行動分析学の研究者向けにお話しする最後の機会になるかもしれないと考え、お引き受けすることになった。

 研究会の過去ログを見ると、
  • 伊藤正人私の研究:来し方行く末
  • 藤健一ヒトと動物の行動と環境設定:暗室からオペラント実験箱の40年
というように、確かに、定年退職を迎えられた教員が話題提供していることが分かる。もっとも上記のお二方は生涯現役主義でまだまだ頑張っておられるので、明確な引退興行というわけではなさそう。

 ちなみに、私は、この研究会には創立当時からかかわっており第2回(1994年)に一度お話しさせていただいたことがあった。




 さて、今回の話題提供を「徹底的行動主義とは何であったのか」としたのは、まもなく刊行予定(←そのはず)の『行動分析学事典』で、私が、「行動分析学の歴史」と「徹底的行動主義」の2項目の執筆を拝命したことと関係している。

 いまのところ、予定している話題は、
  • 私の卒論研究で引用させていただいた著者のその後
  • 文脈重視とスキルの習得の普遍性
  • 「関係づけ」を「対応づけ行動」として考える(大小関係)
  • 巨視的行動主義の視点と私的事象をめぐる論争
といった内容であるが、持ち時間40分ということなので、一部は項目を挙げるだけにとどめることになるかもしれない。

 次回に続く。