【小さな話題】
2018年版「流行語大賞」の「聞いたことない」度
毎年、この時期に発表されるユーキャン 新語・流行語大賞ノミネート30語について、私自身がどの程度世間にかかわっているのかを測る指標として、それらの流行語をどの程度耳にしたことがあるのかについてこの日記に記している。【昨年はこちら。一昨年はこちら。
- 耳にしたことがあり、今回なぜノミネートされたのかという背景をだいたい説明できる語:9語
悪質タックル|eスポーツ|金足農旋風|計画運休|スーパーボランティア|そだねー|なおみ節|奈良判定|ボーっと生きてんじゃねえよ!|
- その言葉の一般的な意味は知っているが、なぜ今年、ノミネートに至ったのかは分からない語:7語
あおり運転|仮想通貨/ダークウェブ|高プロ(高度プロフェッショナル制度)|災害級の暑さ|時短ハラスメント(ジタハラ)|首相案件|ブラックアウト|
- 一度も耳にしたことがなく、意味は全く分からない語:14語
(大迫)半端ないって|おっさんずラブ|GAFA(ガーファ)|カメ止め|君たちはどう生きるか|筋肉は裏切らない|グレイヘア|ご飯論法|翔タイム|ダサかっこいい/U.S.A.|TikTok|ひょっこりはん|#MeToo|もぐもぐタイム|
ということで、昨年に比べると「耳にしたことがあり、今回なぜノミネートされたのかという背景をだいたい説明できる語」は11語から9語に、「一度も耳にしたことがなく、意味は全く分からない語」は13語から14語となったが、隠居生活を始めた割には、新語・流行語をけっこう耳にしているとも言える。
いちばんの理由は、朝食時と朝食後のWeb日記執筆時間帯に、平日はモーサテやモープラを欠かさず視ていることにあるようだ。なので、経済政策に関連した新語・流行語はけっこう耳に残りやすい。そのいっぽう、芸能人のしゃべくり番組も殆ど視ないし何が流行しようが知りたいとも思わない。
今年のノミネート語の中で、私が耳にしたことのある9語のうち、
悪質タックル|eスポーツ|金足農旋風|そだねー|なおみ節|奈良判定|
の6語は、スポーツに関する言葉であった。もともとスポーツにはあまり関心の無い私でさえ耳にしたことがあるというのは、それだけ、スポーツに関する話題が多かったことの証しであるとも言える。
このうち「eスポーツ」については8月27日の日記で、また大坂なおみ選手関連の話題は9月9日の日記で取り上げたことがあった。スポーツ関連以外の3語については、
- 「計画運休」は西日本の鉄道会社で始まったようだが、最近では東日本でも実施されている。乗客の安全や、万が一の立ち往生などを避ける点で有用とも思われるが、事なかれ主義的に多用されると、多くの人の交通手段を奪うこととなる恐れがある。
- 「スーパーボランティア」については8月21日の日記で取り上げたことがあった。
- 「ボーっと生きてんじゃねえよ!」で有名な「チコちゃんに叱られる!」については日記ネタとして何度も取り上げている。健常な人に対しては問題ないが、認知症になりかけの方に向かって「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と怒鳴りつけることのないようご配慮いただきたいものである。
|