Copyright(C)長谷川芳典 |
【小さな話題】「ガッテン!」最終回/この日記でのコメントを振り返る NHKの人気番組「ガッテン!」が2月2日(水)で最終回となった。 最終回は「しつこい目のぼやけ 本当の原因解明SP」というテーマであり、サギングアイ症候群が取り上げられた。サギングアイ(sagging eye)症候群は、平成27年版『眼科研修医ガイドライン』には記述がなかったが、令和2年度版になって追加された新しい疾患名であるという。単にモノがぼやけて見えるだけでなく、2重に見えること、但し、片目で見るとくっきり見えるという特徴があり、原因は、2つの眼球の方向がずれるため。これは眼球の周りで筋肉を固定しているプリー(コラーゲン)の現象により、筋肉を固定する力が弱くなるためとされているという。 私自身は、2012年の3月〜4月に「両眼複視」に見舞われ、景色が二重に見えて往生したものだが、幸い、プリズム眼鏡や手術せずに6週間で回復した。いま考えるとこれもサギングアイ症候群であったのかもしれない。 さて、この2月2日の放送をもって、ガッテンは最終回となった。ウィキペディアに記されているように、 番組の最後に、志の輔が「27年お世話になりましたが、今回をもちまして最終回ということになりました。ほんとに長い間ご覧いただきまして本当にありがとうございます」と挨拶し、スタジオ内に「ガッテンできる毎日を」と書かれた書道紙が掲げられた。そして、志の輔が「これからもずっと“ガッテン”できる毎日を! ガッテン! ありがとうございました」と言って視聴者に感謝し、スタジオ内の出演者・スタッフの拍手に包まれながら志の輔が手を振り、画面下部に「ご覧いただいたみなさま 番組作りにご協力いただいたみなさま 27年間ありがとうございました」とテロップが表示され番組は終了。これにより、1995年4月に『ためしてガッテン』としてスタートした「ガッテン」シリーズは通算27年の歴史に幕を閉じた。という形で放送を終えた。 『ガッテン』やそのの前身である『ためしてガッテン』は、放送開始の1995年から、興味を惹いたテーマが取り上げられた時に限って視聴していた。日常生活に役立つ内容もあったが、そのいっぽう、効果を誇張したり、俗説を無批判に紹介したりといった問題点もあり、このWeb日記ではどちらかというと批判的にコメントさせていただくことが多かった。以下、これまでのコメントをざっと振り返って見ると、
2010年01月22日:NHK「男性は分析が好きで、女性は他者に反応する事が好き」を公認? であったが、私が独り言を述べた程度で、他からは批判は寄せられなかったようであった。 このほか、ウィキペディアでは、問題視された放送として、以下を挙げている。 2017年2月22日放送「最新報告!血糖値を下げるデルタパワーの謎」 いっぽう、私にとって役に立った情報としては、
なお、NHKの雑学系?の長寿番組としては1985年4月に開始されたバラエティー生活笑百科があるが、ウィキペディアによると、2022年3月に終了(予定)となっていた。長年続いていた番組が幕を下ろすというのは、稀にしか見ない番組であっても寂しいことだ。 |