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じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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今回の確定申告では当初、マイナンバーカードやスマホを利用した申告に初めてチャレンジしたが、途中のスマホ画面でたびたびログインが要求されるなど理解不能な現象が起こったため、結局、昨年までと同様の『ID・パスワード方式』で申請を完了した。こちらには、 ●ID・パスワード方式は、マイナンバーカードが普及するまでの暫定的な対応ですので、 マイナンバーカードの取得をご検討ください。 という断り書きがあったが、マイナカードやスマホよりもID・パスワード方式のほうがはるかに手軽でミスが少ないように感じた。
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【連載】最近視聴したYouTube動画(18)岡田斗司夫さんの動画をもとに宗教について考察する(16)霊言よりもAI/日本人を隷属させる宗教 昨日に続いて、宗教について岡田斗司夫さんの動画をネタにした考察。 まず昨日取り上げたD教団【3月6日の日記参照】についての補足。ウィキペディアによればこの教団の教祖は生前『日蓮聖人の霊言』、『空海の霊言』、『キリストの霊言』、『天照大神の霊言』、『ソクラテスの霊言』、『坂本龍馬の霊言』等の著書を出版しているという。この点について岡田さんは、 仏陀であろうとキリストであろうとアインシュタインであろうと、死んだ後はろくな飯も食っていないわけだから頭がボケて某教祖のことを褒めても別に変じゃないと思う。生きている時に偉大だから霊になっても偉大だと思うのは単なる権威主義。それは生きている時の業績を見たりその本を読んでああって思うのはいいんだけれども、死んだ後とか年取った後でその人の言ったことを全肯定、全否定するっていうのはただ単に思考停止だと思う。というように批判をしていたが【要約・改変あり】、私自身はイマイチ納得できないところがあった。というのは、上記では、仏陀やキリストやアインシュタインはそれぞれ生前は偉大だったが、死後はろくな飯も食っていないので頭がぼけてしまったということが前提になっているが、もしかすると死後にはもっと立派な神様に昇格しているかもしれないからである。なので、死後頭が悪くなった偉人たちが某教祖を褒めたのか、それとも死後にさらに偉大になって褒めたのかはどちらとも言えないように思う。 ま、そういう疑義はあるが、岡田さんが指摘しておられるように、どのような偉人であっても、若い頃、活躍していた頃、晩年というように変化していく。岡田さんは、 ●石原慎太郎さんは、若い頃は「そこそこいい文学者」→年取ったら「ダメな政治家」→もっと年取ったら「ひどい政治家」 という例を挙げておられたが【要約・改変あり】、要するに、人生のある時期に偉大な業績を残したからといって、その人の晩年、あるいは【死後の世界を想定している場合の】死後の「霊言」を無批判に受け入れて権威づけするというのは間違っているという岡田さんの指摘はその通りかと思う。 なお、3月4日に取り上げたように、いまの時代、故人の発言、著作などをAIに学習させれば、別段霊的な能力などを持たなくてもその故人と仮想の対話をすることが可能になってきた。これにより、過去の偉大な哲学者、英雄、教祖などに人生相談をもちかけたり、現代社会の難問題についてアドバイスを求めることもできるはずである。但し、そうして得られた回答が適確なものであるかどうかは全く保証されない。 もとの話題に戻るが、 ●岡田斗司夫が神の存在を信じない理由がこちらです「この世の宗教とは全て”アテにならない攻略情報”なんですよ」【岡田斗司夫 / 切り抜き / サイコパスおじさん】 という動画では、続いて別の教団の話題が取り上げられていた。この教団は、3月6日の日記で言えば『C教団』にあたる。岡田さんの発言内容は以下の通り【要約・改変あり】。
3月6日の日記にも書いた通り、このC教団は私が学生時代から正体を隠した勧誘をやっており、また私自身もニセ募金で騙されたことがあった。安倍晋三・元首相の事件以来社会的な批判も集まっており、教祖の死亡で四分五裂を繰り返していくだろうから、私自身がここで改めて批判を述べる必要はなかろうと思う。 ちなみにこの教団について私が1つだけ評価しているのは、信者はタバコを吸わないということだ。強度のニコチン依存に陥っている人はいったん信者になって禁煙生活を確立しその後脱会すれば、世間一般の禁煙外来のサポートよりはるかに有効なのではないかと思ってみたりするが、脱会できずにニセ募金などの反社会的な行為を続けるようではどうしようもない。 教祖がすでに亡くなっていることもあるし、そもそも外国人が教祖で日本人をそれに隷属させるような宗教がこの先流行るとは思えない。但し、残された元信者や信者二世、三世に対する社会復帰のサポートは必要であるように思う。 3月6日の日記では、上記のC、D教団のほか、A、B、E、Fなどがあるが、今回の連載ではこれ以上言及しないこととする。次回は、岡田さんの別の動画で言及されている、神道、仏教、キリスト教などについて考察したいと思う。 次回に続く。 |