【ちょっと思ったこと】
- 岡山に戻る
朝8時前に東京の自宅を出発。中央道経由で岡山に向かった。3/28上京時の大雨とは違って、薄曇りの穏やかな天気。、中央道に入ってまもなく前方左手に真っ白な富士山、ついで南アルプス、八ヶ岳、諏訪湖付近では遠方に北アルプス、駒ヶ根から恵那にかけては中央アルプス、恵那峡SAからは恵那山と御嶽山、というように雪をかぶった山々が次々と見えた。岡山と東京との往復はやはり中央道経由に限る。途中、眠くなったところで妻に運転を代わってもらった(羽島PA〜草津PA間)。
- 「あすか」最終回で得をした?自動車メーカー
昨日の日記に書き忘れたが、4/1(土)の朝に、NHKの連続TVドラマ「あすか」の最終回を見た。このドラマは過去に1〜2回程度しか見て居らず(ドラマが始まった頃、女の子を誘拐しようとした男を田んぼに突き落としたら知り合いだったというようなシーンを見ただけ)ストーリーは全く分からない。印象に残ったのは、最後の場面で主人公たちがワンボックスタイプの白い軽自動車に乗って村から出ていく場面。昼の再放送の時にもう一度チェックしたら全部で4分間に及んでいた。軽自動車の車種のことはよく知らないが、三菱のマークがはっきりと確認できた。これってどの程度のCM効果をもたらすのだろうか。
- 性犯罪の被害届け
強盗や窃盗、暴行・脅迫などの被害にあっても、警察に届けた人は3割に満たないことが法務省・法務総合研究所が2月に実施した「犯罪被害実態調査」で分かったという[4/2NHKラジオ、朝日新聞など]。
この調査は数年ごとに実施されている国連犯罪司法研究所に参加する形をとったもので、無作為に選んだ16歳以上の男女3000人に面接調査。2211人が回答したという。
4/2の朝日新聞記事では「性犯罪 被害届け出1割下回る」という見出しがついていたけれど、記事を見ると、過去5年間に性的暴力の被害にあった人は、回答した女性の約3%にあたる31人にすぎない。そのうち届けた人は3人というのが「1割下回る」ことの数的な根拠になっているようだが、この程度のサンプルで「1割下回る」という推定をしてもどの程度の確からしさがあるのだろうか。こういう比率は調査対象とする女性の年齢層や職種によっても大きく異なるように思われる。
- 連立解消と小渕首相入院
3/31の日記で、自由党の小沢党首の動きについて
連立政権からの離脱を口にされているそうだが、小選挙区制度のもとで自由党が与党間の選挙協力なしに議席を増やすことは到底不可能。党首会談で主張に理解が得られたとして離脱を「思いとどまり」、自党の存在をアピールする狙いがあるように深読みせざるをえない
と書いたが、この予想に反して自民党は自由党の「離脱表明」を待たずに連立解消を表明したという。予想が外れた最大の原因は、連立というのが2党以上の間の合意のもとで成り立っており、自由党側の一方的な都合だけで動くものではないということにあった。それにしても、野田前自治相らが結成準備を進めているという新党の名前はどうなるのだろうか。もはや新鮮な名前はあるまい。もっとも過去の例から言って、自民党と連立を組んだ政党は強固な独立支持基盤をもつ公明党を除いていずれ弱体化する宿命を背負っている。いっそのこと「暫定新党」なんていう名前がよいかも。
その後伝えられた小渕首相の緊急入院が気になるところだ。「過労のため入院し、検査中だ」というのはどうにも歯切れが悪い。「過労のため」というのは「過労がきっかけとなって」という意味であって入院が継続している真の原因ではなさそう。「検査中」というのも妙な理由。昭和天皇の時には下血の量まで刻々と伝えられたのに、一国の首相の病状が丸一日たっても国民に知らされないというのは、旧ソ連の歴代書記長の入院を思い起こさせてしまう。
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