じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
2004年12月4日のTBS「世界ふしぎ発見!」で、「南米アンデス・天空の湖を行く」 という話題を取り上げていた。これを機会に、ウユニ塩湖で撮影した大サイズのアルバムを作ってみた。なお、アンデス旅行全体のアルバムサイトは、http://www.geocities.jp/hasep2004/_408Andes/index.htmlにあります。 |
【ちょっと思ったこと】
アンデスの「天空の湖」 上の写真コーナーにも記したが、2004年12月4日のTBS「世界ふしぎ発見!」で“「南米アンデス・天空の湖を行く」 横断4日間・塩砂漠▽驚異フラミンゴ狩り”という話題を取り上げていた。 TBSでは11月3日の「これが世界の超絶景」(18:55〜19:54)という番組でも、ボリビア山岳地帯のウユニ塩湖やコロラダ湖を紹介していた。これらの番組のおかげで「アンデスの天空の湖」というネイミングは一般名詞化していくかもしれない。 11月3日の日記にも書いたが、番組で若干気になったのが「塩のホテル」のことだ。あのホテルは現在は環境上の理由で売店のみの営業となっており、湖岸に新しいホテルを建設しているところだった。今回の浜島直子さんリポートは、いつ頃撮影されたものなのだろうか。 もう1つ、チパヤ族の村で、石に糸を巻き付けた特殊な道具で飛んでいるフラミンゴを獲るところや、現地の女性がミネラル豊富な白い粘土で髪を洗う様子が紹介されたが、あれって、今でも日常的に行われているのだろうか。あの種の番組ではどうしても話題性優先のために、今では行われていないような古い慣習を誇大に取り上げる傾向がある、現地の人々のナマの生活をそっくり伝えているわけではない点を心にとどめておく必要があるだろう。 なお、こちらのアルバムサイトの中で「珍獣ビスカッチャ」と紹介していた動物のことを、あの番組では「チンチラ」と言っていた。そう言われてみれば、ペットとしても人気のあるチンチラによく似ていた。「齧歯目チンチラ科ビスカッチャ」というのが正確な種名のようだ。 1時間で13度も上昇するとは?? 12月4日〜5日は、師走台風27号のエネルギーを受けて発達した温帯低気圧の影響で、全国的に荒れた天気となった。台風27号自体は台湾付近で1000ヘクトパスカルに弱まって消滅したが、その後発達した温帯低気圧のほうは12月5日6時現在で、なんと976ヘクトパスカルまで発達し、中部地方では暴風警報が発令されている。 そんななかであっと驚いたのが東京での気温の変化である。12月5日の朝4時に8.7度だった気温が5時には21.6度まで上昇。暖房機で部屋の温度を10度上げるのにも相当時間がかかるというのに、自然界でこんなことが起こるとはちょっと信じがたい。 12月に台風が日本を直撃することはまず考えられないが、この時期はむしろ、台風の暖気と大陸の寒気によって急激に発達する温帯低気圧のほうがはるかに怖い。「温帯台風」という呼称でもつけて、万全の警戒態勢をとる必要があると思う。 [※追記] その後東京の気温は、6時に22.2度、7時に23.1度と上昇したが、8時にはなっなんと14.6度に一挙に低下。こりゃ、一日に四季の変化があると言われるチベット並みの変動だ。 |