じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
ベタのオス。一昨年に誕生させたメスを嫁入りさせるためにペットショップから買ってきたもの(2004年7月10日の日記および2005年7月11日の日記参照)。メスはすでに死んでしまったが、4〜5匹の稚魚が別の水槽で育っている。2003年の初代から数えて女系三代目が存続していることになる。
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【ちょっと思ったこと】
あっという間に3月 今年もまた、あっという間に2カ月間、1年の1/6が過ぎてしまった。昨年の日記を見たら、全く同じことが書いてある。とにかく1〜2月は忙しいので、時間の流れがひときわ速く感じられる。 今年は、月末に皆既日食見物を予定しているため、年度内に必要なことはそれまでにすべてやり終えておく必要がある。3月1日のうちに年度末の報告書を完成、卒論指導や各種授業の残務処理を終えたあとは、せめて紀要論文1つは書いておこうと思う。すでにいくつかの本や論文を読み始めている。今回のテーマは「行動分析による人生の意味づけ」、キーワードは「ナラティブ・セラピー」、「脱アイデンティティ」、「モード性格論」、「言語行動」...。 道州制 各種報道によれば、地方制度調査会は28日、都道府県を廃止し、道州制を導入することが適当だとする答申をまとめ、小泉首相に提出した。答申では全国を9、11、13の道州に分けた3パターンの区割り案が例示されているという(アサヒコム・2月28日記事参照)。 「道州制」をネットで検索すると、ウィキペディアの解説のほか、道州制.comや道州制推進連盟などの推進サイトがあり、それぞれの論点もよく分かるのだが、実際に区割りをしてみるといろいろと問題がありそうな気がする。 今回の区割り案を見ると、東北、北陸、関東、中部、関西のあたりでどの県をどちらの州に入れるのかについて、説得力のある根拠が示されているとは必ずしも言い難い。具体的には、新潟県と長野県をくっつけるのかどうか、福井県は関西州なのかなど。 また区割りは一貫しているものの、中国地方と四国地方を一緒にするかどうかについては、いろいろと利害の対立があるようだ。中国地方で最も人口の多い広島県は中国州独立を唱えるだろうが、四国との関係を重視する岡山県は、中四国州一体化の中での中心的役割を主張するだろう。 個人的な関わりから言えば、日常生活の大部分は市町村レベルに依存しており、かつて愛知県や長崎県に住んでいた時を含めて、私自身は県庁に足を運んだことは一度も無い(厳密に言うと、旅券申請は県庁の管轄だが、窓口は別の場所にあった)。他に関係があったのは「おかやま国体」と県立高校ぐらいのものか。 余談だが、仮に「中国州」が誕生したとすると、「中国」の名前のついた企業、学校がますます増えることになると思う。こちらにもあるように、Chinaの「中国」と、中国地方の「中国」が同じように使われると混乱が起こらないかちょっと心配(関連記事が2005年4月24日の日記にある)。 |