じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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12月13日早朝の東の空。月齢27の月がはっきりと見えた。 なお、13日14時に極大となる、ふたご座流星群であるが、13日早朝の散歩時には目撃できなかった。これまでのところ、12日22時頃に一等星並の明るい流星を1個確認したのみである。 |
【ちょっと思ったこと】
授業中のトラブル3件に関わる思い込み 土日は、某大学で2コマずつ講義を担当した。その際、思い込みがもとでトラブル解消に手間取った事例が3件あった。
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【思ったこと】 _91213(日)[心理]パーソナリティーの時間的変容を捉える試み−対話性と自己からの検討−(9) 12月11日の日記の続き。 「人称性の混乱」に関してS氏ご自身が主張されたのは以下の3点であった(スライド画面からのメモ)。
「人生の安定と性格の安定との交絡」という意味については、残念ながら聞き逃してしまった。 さて、とにもかくにも、「時間とともにある人生の研究」の大切さはよく分かる。しかし、具体的にどういう方法をとれば、心理学としての研究ができるのだろうか。 多くの場合、「時間とともにある人生の研究」は、面接法によって行われるようであるが、面接で聞き出せる過去の出来事はしばしばあやふやであって、しかも、出来事の一部だけに限られる。「対象者がどういう物語をつくろうとしているのか」という問題意識であればそれでもよいのだろうが、本人が忘れてしまったり、気づかなかったような環境要因の影響を過去にさかのぼって再現することは殆ど不可能であろう。 このWeb日記みたいに、本人が長年にわたって書き綴った記録があれば、日々の考察や関心事象、語彙の変化などをとらえることで何かしら「時間とともにある人生の研究」はできるかもしれない。もっとも、私のような人生は、じっくりと分析したところで、人様のお役にたてるような情報は何も出てこないだろう。となると、対象者は、誰でもよいというわけにはいくまい。今回のF氏の話題提供などもまさに、対象者選びという点でオリジナリティがあった。 不定期ながら次回に続く。 |