じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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2010年版・岡山大学構内でお花見(13)新入生を迎えるウンナンオウバイ 3月14日は、前期試験合格者の入学手続が行われたが、岡大東門付近では、ウンナンオウバイ(雲南黄梅、オウバイモドキ)が黄色い花をいっぱいつけていた。なお、この植物は、英語では「primrose jasmine」と呼ばれると聞いたことがある。直訳すると「淡黄色のジャスミン」というような意味になるが、ランダムハウス英語辞典で逆引きすると、「中国産のジャスミンの一種 Jasminum mesnyi; ヒイラギ科の常緑の低木;葉は厚く光沢があり,花は黄色で中心部が濃い」となっていて、学名は一致するが、モクセイ科ではなくてヒイラキ科に分類されていた。もっとも、科名については、こちらの情報にもあるように、最近ではかなりの修正が行われている模様で、素人の私には何が何だか分からない。 |
【小さな話題】 百貨店 街の主役降板 3月15日付けの朝日新聞・大阪本社ののトップ記事は 百貨店 街の主役降板 価格・好み 若者そっぽ という見出しであった。伊勢丹吉祥寺店が3月14日夜に38年余の歴史に幕を下ろしたということが話題のきっかけであり、詳細記事のほうでは、2010年に閉店となる西武有楽町店、松坂屋名古屋駅店、阪急四条河原町店などの情報も載せられていた。 ネットで検索したところ、デパート低迷 量販店好調というキッズ向けの記事もあった。 そういえば、私自身は大のデパート嫌いである。妻の用事でデパートの中に入っても、中を歩いて楽しいと思ったことはない。けっきょく、階段付近のベンチに座って、妻の用事が終わるのを待つだけである。 私自身が休日のたびにしばしば訪れるのは近隣のホームセンターである。日用品、DVD-Rディスク、園芸品などの売り場を一通り見回って、気に入ったモノがあればついつい買ってしまう。ホームセンターは郊外にあるので渋滞に巻き込まれることもないし、駐車場が無料で、時間を気にせず、しかも、何も買わなくても駐車代をとられることがない。近くには食品スーパーもあるし、好みのラーメン屋、家電量販店、行きつけの花屋もある。とにかく、休みの日にデパートに行きたいなどという気には全くならない。 もっとも、少し前のNHK美の壺「百貨店」によれば、東京や大阪にある由緒ある百貨店は、建築物や室内装飾という点で十分に価値があるという。買い物する気は全くないが、芸術鑑賞のつもりでデパート巡りをするのは悪く無いと思う。 |
【思ったこと】 _a0315(月)[心理]タダでもうける?!“無料ビジネス”の舞台裏(4)私自身の無料サービス利用状況と不満点(2)検索サイト、ネット配信ニュース、ウィキペディア 昨日の日記で、私は民放TVのCMが嫌いであると述べたが、必ずしも100%嫌いというわけではない。例えば最近のソニーのCMでハイビジョン動画撮影機能の宣伝をしていたが、こういうふうに新製品情報を含んだCMであればけっこう注目してしまう。そのいっぽう、昨日も述べたが、芸能人が「ワタシ、最近、○○しているの」というタイプの同調を求めるようなCMや、素人がヤラセっぽい体験談を語るショッピング番組は大嫌いで、それを視たから買おうなどという気には全くならない。 なお、3月12日の日記でも述べたように、定額で受信契約しているNHKの番組は、無料放送とは言えないが、チャンネルを選ぶ時に、「有料のNHK vs 無料の民放」という意識が働くことはまずありえない。有料であっても、行動のたびに結果が伴わないケースでは、好子消失の随伴性による弱化は起こりにくいからである。 もう1つ、NHKでも、しばしば「プレマップ」と称した他番組CMが流されることがあるが、あれは民放のCMと同様であり私はあまり好きではない。特に、地デジの総合TVで、衛星放送の番組を宣伝するのは不当であると思う。 少々脱線してしまったので、次に、 3. Googleの検索サイト について。これは、検索結果のところにシツコイCMが出てこないところがよい。しかし、私自身がGoogleを使って検索をするという行為自体が、さまざまなビジネスに利用されているかと思うとちょっと怖い。 それと、検索結果の表示順は必ずしも正確さを保証していない。誹謗中傷記事であれ、偽サイトであれ、アクセスが多ければ上位にランクされる可能性がある。また、ビジネスホテルの公式サイトにアクセスしようとしてリンクすると、ホテルとは直接関係のないネット予約業者のサイトが上位に来ていることもある。 次に、 4. Yahooのトピックスとして配信される各種ニュース これは、結構頻繁に見ている。2月22日の日記にも書いたが、Yahooのネットニュースは、ごく一部の報道機関のニュースが表示されているにすぎず、話題の選択に偏りがないとは言えない。他の情報源も幅広く収集しなければ...。 本日はもう1つ、 5. ウィキペディア について。ウィキペディアは匿名者が執筆しているため無責任で不正確だなどという批判があるが私はそうは思わない。常日頃から多くの利用者の前に晒されていることによって、記述に誤りがあればすぐに発覚する。ウィキペディアの内容にミスがあったことがニュースになるというのは、それだけ意外性があるからであり、圧倒的多数のコンテンツがほぼ正確で多面的な見方を提供していることの証拠でもある。 大学では調べ物の手段としてウィキペディアを利用することを禁止している授業があると聞くが、これは決して、内容が不正確だという理由ではないと思う。安易にウィキペディアに頼り、コピー&ペーストでリポートを書いてしまうといった手抜き・剽窃を戒めているだけであると思う。 次回に続く。 |