じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



5月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る
§§
5月の桜
 中国道の七塚原SAで見た桜。山間部のため5月になって見頃となっているようだ。


5月2日(日)

【思ったこと】
_a0502(日)[TV]トリック劇場版の「笑い鬼、泣き鬼」クイズ

 帰省先で某家族、某親戚が、「トリック2」という映画を観ていた。念のためネットで調べてみたが、このタイトルでは、TVドラマや映画などが放送されている模様であるが、私は全く視たことが無かった。今回は、トリック劇場版2であったが、私自身はごく一部しか観ないで寝てしまった。

 その番組の放送中、某家族が、先週放送された

トリック劇場版

の中の「笑い鬼、泣き鬼」の謎解きのところが、説明を聞いてもよく分からなかったと言っていた。ネットで検索したところ、このパズルについてはすでに、

Yahoo知恵袋
や、
クイズ&パズルwiki(但し、アレンジ)

に、問題や解法が掲載されており、ここではわざわざ再掲しない。

 さて、私が某家族からそのクイズを聞いた時にすぐに思い出したのは、10年ほど前にこの日記に書いた、

反町隆史が出題したという帽子問題/相手の反応から正答を推理する問題

であり、「笑い鬼、泣き鬼」クイズはこれと同型であることがすぐに分かった。そこからさらにリンクしている

帽子問題(1997年7月23日)

も基本的には同型であるが、厳密に言うと、3人の王子がお互いに残り2人の帽子を観て解答する場合と、反町隆史の「階段帽子問題」や今回の「笑い鬼、泣き鬼問題」では若干、ロジックが異なる。

 前者は、3人の解答者に同一の情報が与えられているので、解答者の推理力や解答に要する思考時間について暗黙の前提が無いと正解は出せない。いっぽう、後者の場合は、解答者が与えられている情報に違いがあり、「笑い鬼、泣き鬼問題」ではこれに加えて解答する順番が決められているので、「暗黙の前提」がその分少なくなっていて、より論理的であると言うことはできる。もちろん、当該クイズの場合も「解答する者はかならず理由を示さなければならない。当てずっぽうで答えた場合は失格とする」という大前提が必要であることは言うまでもない。