じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 青空と夕空を映す岡大・本部棟。写真上は12時57分、写真下は18時45分頃に撮影。

8月19日(日)

【思ったこと】
_c0819(日)TEDで学ぶ心理学(14)見せるプレゼン(4)Why people believe weird things(3)人の顔に見えるモノ/逆再生に隠されたメッセージ

 昨日に続いて、

Michael Shermer: Why people believe weird things.(2006年)
の感想とコメント。

 プレゼンでは土星の環の話題に続いて、火星の表面、パン、建物のガラス窓などが人面、動物、聖母マリアなどに見える現象が取り上げられた。「スケプティク」の視点からのカラクリも説明された。なお、なぜ曖昧な図形が人の顔等に認識されやすいのかについては、


Michael Shermer: The pattern behind self-deception.

のほうでより詳しく論じられているのでここではコメントは省略する。

 ちなみに、私自身も、散歩の途中などで、人の顔や形に似た模様を見つけることを楽しみとしており、 などに写真を掲載したことがある。




 プレゼンの最後は、ある歌を逆方向に再生すると、悪魔のメッセージが出てくるという話であった。ネットで検索したところ、

http://reversespeech.com/reversal/music-reversals/

というサイトの、

Stairway to Heaven

のところで逆再生を聴けることが分かった。もっとも、通常再生でも英語がよく聞き取れない私のような者には、逆再生に隠されたメッセージなど分かるはずがない。

 もっとも、こういう試みは日本語でも行われており、youtubeで検索すると面白いものがいっぱい見つかる。いくつか例を挙げると、 など。上掲には字幕付き(かなり、お下品)のものもあるが、まずは、字幕を見ずに、自分自身の耳でどのように聞こえるのかを試してみると面白い。日本語を逆再生すると、中央アジアのどこかの国の言葉のように聞こえてしまうところも興味深い。また、歌に関しては、名曲を逆再生しても必ずしも名曲にはならない。一般的に歌では、歌い出しは静かで、サビの部分は盛り上がるように作られている。逆再生すると、その構成が崩壊するため、単調なメロディのように聞こえるのかもしれない。



 次回に続く。