じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



06月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る


クリックで全体表示。

 6月11日の日記で、Googleマップのタイムラインで半田山植物園内のウォーキング経路が極めて正確に記録されていたと述べた。
 しかし、6月12日の記録はかなりズレており、タイムラインの経路を水色(車移動は色)、実際の経路を赤色で示すと、
  • 午前中のウォーキングでは、妻が車で外出する時に岡大まで乗せてもらい、そこから大学構内を通って帰宅した。車による移動と徒歩による移動がちゃんと区別されているのはスゴイと思ったが、大学の西門交差点手前で車を降りて歩き始めたのに対して、タイムラインでは車で大学の中まで入ったかのように記録されていた【画像左下】。
  • 園内散策の途中で園の柵を飛び出して近隣のマンションを訪れているかのように記録されている部分があった【黄色い★印】
タイムラインの経路は、一定の時間間隔ごとに位置情報を取得してそれらの点を結んでいるはずなので、その間隔が大きければ大きいほど経路に誤差が生じるとは思われる。しかしそうは言っても、植物園内の散策中に近隣のマンションを訪問していたように記録されていたのでは、そのマンションに泥棒が入った時の容疑者にされてしまいそうな気がする。
 位置情報の精度については今後も、さまざまな場所や、移動手段(車、バス、自転車、徒歩など)によってどのように記録されるのか実験してみたいと思う。

2022年6月13日(月)



【連載】「スマホ無し老後」からの脱却(7)写真の位置情報の取得、新型コロナ感染防止策

 昨日に続いて、スマホ初体験の記録。
 この日はスマホによる写真撮影に関して、「じぶんの更新」があった。まず、これまで撮影場所の位置情報が記録されていなかった原因は、「カメラ>設定」のところにGPS位置情報のON-OFFアイコンがあり、これをONにすることで緯度、経度情報が記録されることが確認できた。また撮影場所をGoogleマップ上で表示できることも確認した。
 PC側で撮影場所の位置を地図上に表示できるかどうかは未確認であるが、こちらなどでも同様の表示が可能。旅行先で撮った写真の確認に有用かと思う。

 ちなみに、私が使っているコンデジでは、以前、撮った写真の撮影場所をGoogleマップ上にプロットして線でつなぐサービスが提供されていたのだが【例えば、こんな感じ】、Googleマップの利用規約変更により不可能になってしまった。コンデジの製造元のほうもその機種が製造終了となったこともあって、代替のソフトを提供していない。なお、原因は不明だが、同じ国の中でも特定のエリアではGPS位置情報が全く取得できない場合があった。スマホのほうが海外旅行先でどこまで確実に位置情報を取得できるのかどうかは分からない。

 6月9日の日記で「プロフェッショナルモードの設定項目をチェックしてみたが、縦横比の変更はできるものの、サイズの変更のためのアイコンは現時点では見つからなかった。」と述べたが、よく見ると、縦横比の変更はある程度写真サイズの変更に連動しており、9M、10M、12M、16M、64Mのいずれかが選択できることも分かった。もっとも一番小さい9Mというのは、縦横比が1:1の正方形となっていて、被写体をうまく取り込むのが難しかった。また最小サイズといっても2976×2976もあって、実サイズで1.6〜3.7MBほどあった。絶景写真ならともかく、日常場面で花の写真を撮る時などは少し大きすぎるサイズであるように思う。




 次に、新型コロナ感染予防のため、COCOAをインストールした。リンク先によれば、このCOCOAでは位置情報は利用せず、代わりに、Bluetoothを利用しているという【Android11以上】。Bluetoothは、スマホの写真ファイルをパソコンに転送する実験の時に一度ONにしたが、その後は当面利用する必要なしと考えてOFFに切り替えていた。意外なところで使われていることに驚いた。

 同じ感染防止対策でも、海外旅行先から帰国した後の待機期間中には、MySOSを通じて、位置情報を報告することが義務づけられているようだ。まず待機場所を登録する。そうすると1日複数回、現在の位置情報を求める通知が届き、現在地報告をしなければならない。さらに居所確認として、ビデオ通話に応答しなければならないが、その際、背景等から自宅などの屋内に居るかどうかが確認されるという。ま、ウイルスの変異によっては今後も急拡大の恐れがあるため厳格な水際対策が必要であるとは思うが、これってけっこう厄介な作業になりそうだ。

 ということで、スマホの到着から1週間が経過した時点で、基本操作にはほぼ習熟することができた。なお、決済・支払い系のアプリは操作ミスや個人情報拡散の恐れがあるため当面は一切使用しない予定。金融機関関連のアプリも使う予定はない。但し、11月には岡山市 スマホ決済ポイント還元キャンペーン第4弾が行われるということなので、この期間に限って利用可能なスマホ決済アプリを使う予定にしている。

 次回に続く。