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9月下旬に4K放送を受信するための機器を購入し、その後2カ月にわたって順調に視聴をしてきたが、11月29日、なぜか番組表の中のNHKの部分だけが表示されなくなった。トリセツや関連サイトを参照していろいろ試してみたが、11月30日朝の時点では復旧していない。私の場合、放送の大部分は録画再生で視聴しているので、番組表が表示されないことは重大な支障となる。パソコンを使い、ネット経由でNHKサイトで番組表を表示して、日時・時刻を指定すればいちおう予約はできるはずだがこれでは手間がかかりすぎる。 ネットで検索したところこちらに全く同一の現象が投稿されており、チューナーもシャープの「4S-C00AS1」であることが分かった。引き続き、様子を見た上で復旧しない場合はメーカーに問い合わせる予定。 |
【連載】チコちゃんに叱られる! 「キャラクターは八百万の神様」という胡散臭い説明 昨日に続いて、11月17日(金)に初回放送された表記の番組についての感想・考察。本日は、
放送では、日本にキャラクターが多いことについて、
放送では日本にキャラクターが多い理由は「八百万の神様がいるから」が正解であると説明された。青木貞茂さん(法政大学)によれば、
ここからは私の感想・考察になるが、「八百万の神様」説は私もちらっと頭に浮かんだが、ご当地キャラの起源を神様や妖怪に結びつけるのは少々無理があるように思われた。そもそも、ここで取り上げられている「キャラクター」の中には縫いぐるみや着ぐるみも含まれているが、これらすべてに「魂が宿っている」と考えられているわけではない。また、ミッキーマウスやドナルドダックの着ぐるみに出会った時には、それらの着ぐるみに魂が宿っているというよりは、「人間がその中に入って、ミッキーマウスやドナルドダックの仮装をしている」と受け止められているようにも思われる。 今回の放送では言及されなかったが、実は『チコちゃん』自体もキャラクターの1つ。またNHKの広報番組にしばしば登場するどーもくんも代表的なマスコットキャラである。しかし、チコちゃんやどーもくんの先祖が妖怪であると考える人はまずおるまい。 日本では古来から、八百万の神様や妖怪に因んだキャラが登場していることは間違いないが、ご当地キャラはそれとは無関係で、むしろ、世界各国で共通して存在するような人形文化、マスコット文化、仮装文化に由来しているように思われる。いずれにせよ、もう少し多角的な探究が必要であり、安易に納得すべきではないと思う。 次回に続く。 |