ユークリッド幾何学の5つの公準や非ユークリッド幾何学については高校生の頃にも聞いたことがあったが、今回改めてその意味を確認することができた。「直角はすべて等しい」という公準はなぜ必要か？」、あるいは「背理法の論法というのは、Ａ、Ｂという2つの可能性があり、かつＡでもＢでも無いという可能性が存在しない場合に限って成立するものである。なので、仮に非ユークリッド幾何学には矛盾が存在するということが明らかにされたからといって、ユークリッド幾何学は無矛盾であるということは直ちには言えない。もしかすると、ユークリッド幾何学も非ユークリッド幾何学もそれぞれすべて矛盾を含んでいるという可能性があるかもしれない。という点についてはもう少し考えてみる必要がありそうだ。

今年は、『深山イギリス庭園』まで行ってきた。また、私の生活環境では無縁となる路面電車にも乗車した。もしかすると人生最後の乗車体験になるかもしれない。
　なお、12月1日から来年1月3日まで、岡山市内の路線バスの運賃が最大200円以下（ハレカハーフ利用の場合は最大100円）になるという【こちらに情報あり】。一度くらいは利用したいと思うが、乗り継ぎを繰り返すとあまりお得にはなりそうもない。ちなみに私は2年前にハレカハーフの1000円分をチャージしたものの、まだ500円程度しか使っていない。

加法や乗法が「間隔」を前提とせず順序構造の世界だけで定義できるということが理解できた。自然数は1以上の整数として定義されているが、自然数における加法を成り立たせるためにはどうやら「0」を自然数に含める必要がありそう。じっさい「1＋1＝2」の証明でも「0」が使われていた。【11月14日の日記参照】

　関空での2時間半に及ぶ長蛇の列にはウンザリした。出発時刻より10分以上遅刻しても飛行機に乗れたからよかったものの、もし積み残しのまま離陸してしまったら誰が責任をとってくれるのだろうか。航空会社は「規定通りに離陸した」、保安検査場や誘導員も「規定通りに職務を遂行した」ということで、けっきょく「間に合うように早くから並んでいなかった本人が悪い」ということで処理されてしまうのだろうか。しかし、そもそも、そんなに長時間並ばなければ搭乗に間に合わないような状況に適切に対処できなかった責任はすべて関空にある。保安検査場を増設するなど、利用者に苦痛を与えないような改善をはかってもらいたいものだ。