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2月1日朝の『モーサテ』と『日経モーニングプラス』それぞれの冒頭で、「(FOMCの声明文では)2%の物価目標達成に向け、より確かな自信を得るまで利下げは適切でない、という表現を追加しました」というニュースが伝えられたが、「confidence」を「自信を得るまで」と翻訳していたことには違和感を覚えずにはいられなかった。『大辞泉』で「自信」の意味を調べてみても、
●自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。「―を失う」「―満々」 となっていて、通常、「自信」は自分自身の能力や価値や行動に関する一人称的評価であり、物価目標達成ができているかどうかということであれば「確信」と訳すべきであろう。 ネットでザッと検索したところ、日経新聞と朝日新聞は「自信」、時事通信とロイターは「確信」と翻訳していた。なお原文の当該箇所をDeepLで翻訳してもらったところ、 ●当委員会は、インフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信が深まるまで、目標レンジを引き下げることは適切ではないと考えている。 となった。さすが! なお、経済番組で気になる訳語としては「期待インフレ率」とか「インフレ期待」という言葉がある。英語の「expect」と日本語の「期待」は「心待ちにしている」というポジティブな意味が込められているが、少なくとも一般庶民はインフレを心待ちにはしていない。これは「予想」と訳すべきであろう。 |
【小さな話題】2024年1月の「じぶん更新」を点検する:「震災と飛行機事故」「左右ネタ」「大相撲」 月単位で「じぶん更新」状況を点検する、という、昨年1月からの新企画。 今年は帰省の時期を12月に早めて、年末年始は岡山でずっと過ごしていたため、きわめて規則的で変わり映えのしない生活が毎日続いた。そのせいか、あっという間に1カ月が過ぎてしまったという印象が強い。こんなに速く月日が流れていくと、75歳、80歳、,,,に達するまでの時間はは、子どもの頃の時間感覚で言えば1か月分、半年分程度の短さになりそうな気がする。 もっとも、日々規則的な生活を続けられるというのはまことにありがたいことだ。いったん病気や加齢で体が不自由になれば、日々の行動は大きく制約される。また私ばかりでなく、妻が病気になれば介護の日々となる可能性もある。いずれにせよ、現在の生活スタイルは束の間に与えられた恵みのようなものであると受け止めるべきであろう。 日々の生活の持続の指標の1つであるウォーキングの歩数は、総歩数218964歩、1日あたり平均で7063歩となり、目安としている1日平均7000歩以上をかろうじて上回った。 半田山植物園への合計入園回数は18回となった。総歩数や植物園入園回数が比較的少なかったのは、土日に某所で樹木の剪定のボランティア活動をしたためであった。剪定作業はかなりの労力を要するが同じ場所に留まっているため歩数は殆ど稼げない。じっさい、剪定作業に携わった日の歩数は、1528歩、1674歩、3017歩などとなっていた。その帳尻合わせのため、月末の3日間は、9329歩、9765歩、10301歩というように3日連続で9000歩以上を歩いた。これによってかろうじて1日平均7000歩以上を達成できたが、健康増進の観点からはこれがプラスに働いたのかどうかは何とも言えない。 新たに経験したこと、新たに知ったこと、といった意味での「じぶん更新」は以下の通り。
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