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ウォーキングコース沿いの畑に、菜の花のような黄色い花が咲き、ジャガイモのような芋をつけている野菜があった。ネットで検索してみたが、現時点では不明。 |
【連載】チコちゃんに叱られる! 「緑色じゃないのになぜグリーン車?」 昨日に続いて、4月12日(金)に初回放送された表記の番組についての感想・考察。 本日は、
放送では正解は「1等車に緑の帯が入っていたから」であると説明された。奥原哲志さん(鉄道博物館)&ナレーションによれば、
ここからは私の感想・考察になるが、旧1等車が廃止された1960年と言えば私が小学校2年生の頃であり、鉄道に興味を持つ年頃であった。それ以前の切符には「3等」、1960年以降1969年までの切符には「2等」と書かれており、貧富の格差を実感した。 上掲の記事にもあるように、1969年までの運賃・料金体系では、1等と2等では運賃自体が異なっていた。いつどこだったか忘れたが、特急列車の2等車両が満員すし詰めになっていた時に立ちっぱなしの乗客が車掌さんに一等車に変更したいと要望していたことがあった。その際、「1等と2等では運賃が異なるので、1等車に変更すると運賃から払い直さなければならない」という話を耳にしたことが今でも記憶に残っている。 ちなみに私自身がグリーン車を利用したのは、70+α年の人生の中で一度だけ(一往復だけ)ではなかったかと思う。以前、長崎に住んでいた時に、寝台特急もしくは新幹線のグリーン車のいずれかを選べるという割引切符があり、それほど高額ではなかったため、息子と一緒に、2階建て新幹線のグリーン座席に乗ったことがあった。 最近ではマトリョーシカさんの動画などで、グリーン座席や個室などの紹介動画を楽しむこともあるが、自分自身で乗ったことは一度も無い。それどころか、ジパング倶楽部の割引を受けるため、新幹線は『ひかり』や『さくら』ばかりを利用しており、65歳以降は『のぞみ』に乗車したことさえ一度もない。 岡山近辺で運行されているという『La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)』については、その存在すら知らなかった。もっとも、車窓の景色を楽しむだけなら、別段、各駅停車や快速に乗っても変わらないように思う【どの路線も一度以上は通ったことがある】。 あと、放送では説明されていなかったが、『みどりの窓口』の由来については、ウィキペディアでは、 みどりの窓口の発祥は、門司鉄道管理局が全国に先駆けてはじめた国鉄セールスマンによる団体旅行勧誘に始まる。当時、小倉、博多、佐賀、佐世保、後藤寺の各駅に1人ずつ配属されたが、小倉駅の助役で当時41歳の渡辺清が第一号で、現在の「みどりの窓口」の発案者の1人でもある。この模様は1963年12月27日発行のアサヒグラフで取り上げられ、NHKも放送した。と記されており、どうやら切符の地紋に由来しているようであった。 みどりの窓口は、かつては最寄りの津山線・法界院駅にも設置されていて、営業時間帯は限られているもののジパング倶楽部の割引切符を待たずに購入することができて大変重宝していたが、その後、2021年5月に廃止され、岡山駅まで行かないと事前購入ができなくなってしまった。その岡山駅ではいつも長蛇の列ができていて、ひどい時には1時間も待たされることがある。もっとも、JRを利用するのは、関空方面か東京方面への往復に限られているため、ここ数年は、割引の適用を受ける金額と年会費がほぼ同額になってしまっていてジパング倶楽部のメリットを受けられない事態になっている。次の更新期には退会しようかと思っているところでもある。 |
【連載】チコちゃんに叱られる! 「野球のユニフォームに横じまが無い理由」についての胡散臭い説明 昨日に続いて、4月12日(金)に初回放送された表記の番組についての感想・考察。 本日は、
さて、ユニフォームの縞模様の話題は、以前にもチコちゃんで取り上げられたことがあるような気がしたが、過去日記を調べたところ、 ●2023年6月24日:日本のラグビーのユニフォームにボーダー柄が多いのはなぜ? というように、ラグビーの縞柄であったことが分かった。でもって、その時に正解とされたのは「慶應義塾大学がタイガーカラーにしたら部員が増えたから」であった。 ラグビーが誕生した1800年代のユニフォームは、イングランドは白、ウェールズは赤、オーストラリアは金色、南アフリカは緑、ニュージーランドは黒というように単色であった。いっぽう日本では1899年に慶應義塾大学の英語講師E.B.クラークが生徒にラグビーを教えたことが始まり。しかし当時のユニフォームはは黒1色で学生に不人気だったと伝えられている。1903年に黒と黄色のボーダー柄に変更された。この虎柄のデザインはプリンストン大学のエンブレムが参考にされた。ボーダーに変更すると入部希望者が倍増したという。その後ラグビー部を作った大学がカレッジカラーのボーダー柄を採用し2色のボーダーが広まった。じっさい、早稲田大、明治大、法政大、同志社大などもカレッジカラーに対応したボーダー柄になっている。とのことであり、少々疑問点が残るものの、どうやらこれが通説になっているようだ。では、野球のユニフォームの場合はどうだろうか? 放送では、野球のユニフォームに横じまがないのは「囚人のイメージが強かったから」が正解であると説明された。服飾史研究家の辻元よしふみさん&ナレーションによれば、
ここからは私の感想・考察になるが、上に挙げられた6.までの説明はほぼ納得できるものであったが、7.と8.についてはかなり胡散臭いところがある。 もし、横じまが不吉ということが定着していたのであれば、服の模様ばかりでなく、国旗の模様でも横じまが避けられるはずだが、アメリカ合衆国の国旗をはじめ、ヨーロッパ諸国の中でも横縞のデザインになっている国旗はたくさんある(ギリシャ、オーストリア、オランダ、ルクセンブルク、ハンガリーなど)。野球にはあまり関係の無さそうなフランス国旗だけを取り上げて縦じまのイメージが急上昇したというのはこじつけであるように思われる。 次に、外国で横縞のユニフォームに悪いイメージがあったとしても、文化の異なる日本でそれに従うべき理由はどこにもない。じっさい、ラグビーのユニフォームの縞柄は日本で独自にデザインされ好感を得たということなので、なぜ日本国内の野球のユニフォームに横縞が避けられたのかということを、外国の囚人服や旧約聖書の記述だけで説明するのは無理があるように思う。 上掲の引用の中で説得力がありそうなのは、最後の9.である。実は私も、最初に浮かんだ答えは「横じまのユニフォームでは、ピッチャーの投球の高低のコントロールの手がかりになりやすいから」ということであった。実証されたわけではないが、そのようなデメリットが完全に否定されない限り、わざわざお金をかけて横じまユニフォームに変更する球団はまずあるまいと思う。 次回に続く。 |