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最近、YouTubeの藤子・F・不二雄関連動画の影響で、TVアニメのドラえもんを視聴することが多くなった。じっさいにはあり得ない道具で夢を叶えてくれるというのがこのアニメの魅力だが、時たま、これでいいのか?と疑問に思うエピソードがある。 少し前に視た『トビレットペーパー』では、のび太、ドラえもん、しずか、ジャイアン、スネ夫の5人が本格的な山に登るという話になっていた。のび太、ドラえもん、しずかはトビレットペーパーをつけていたので足取り軽く、ジャイアンやスネ夫を追い越していったが、途中の分かれ道のところで本当は右の道を進むべきところ、スネ夫がウソをついて左の道だと教えたためにあやうく遭難しかける。トビレットペーパーを使ったおかげで山頂に達したというような話だった。 そもそも子どもたちだけで山に登るということ自体があってはならないことだが、間違った道を教えるなどというのは言語道断。分かれ道のどちらを進むべきか迷った時は地図や磁石を頼りに正確な判断をするか、それができないなら麓に引き返すべきであろう。このアニメを視た子どもが、いたずらのつもりで間違った道を教えたりすることは無いとは思うが、もう少し、山登りの危険性を伝える内容にしてほしかった。 なおネットで検索したところ、トビレットペーパーのアニメは大山版の第803話としても公開されていることが分かった【←著作権上の問題は未確認】。さっそく試聴したところ、7月13日放送とは途中の展開がかなり異なっていたことが分かった。【大山版では、しずかちゃんが自分の足で登るべきだと主張していったんトビレットペーパーを捨てたり、スネ夫とジャイアンが吊り橋から落ちて気絶しているシーン(木に引っかからなければ転落死?】があった。いっぽう、今回のわさドラでは、スネ夫とジャイアンは転落せず、代わりにリュックを軽くするために途中で弁当を食べるシーンがあった】。いずれにせよ、間違った道を教えるなどは言語道断だ。 |
【連載】チコちゃんに叱られる! 「誕生祝いと数え年」 昨日に続いて、7月19日(金)に初回放送【岡山は7月19日は別番組のため、NHKプラスで視聴した】された表記の番組についての感想・考察。本日は、
誕生日を祝う習慣について、放送では「誕生日に年をとることになったから」が正解であると説明された。新谷尚紀さん(国立歴史民族博物館)&ナレーションによる解説は以下の通り【要約・改変あり】。
なので、仮に日本で「数え年」があろうとなかろうと、誕生日を祝う習慣はその時代の文化に影響されて盛り上がったり盛り上がらなかったりするのではないかという気もする。 誕生日にバースデーケーキを食べる習慣はやはり戦後のアメリカの影響ではないかと思う。もっとも最近では個人情報保護の観点から誕生日を公開したがらない人もおり、企業から「誕生日おめでとうございます」というようなEメールが届くと、かえって個人情報を宣伝に利用するな、と腹が立つことさえある。 次回に続く。 |