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11月26日の楽天版に『こどもの森』(国際児童年記念公園)の紅葉の写真を掲載したところであるが、かつてはその真南にOHKの社屋があり、この季節には電波塔のライトアップが行われていた。私自身は電波塔のことを『岡山タワー』と勝手に呼んでいた。【写真左上。2013年12月15日の楽天版参照】。 しかしその『岡山タワー』もOHKの社屋移転に伴い、2021年11月5日〜7日頃に取り壊された【写真右上。2021年11月7日の日記参照】。 この場所はいったん完全に更地化されたが、その後『ロイヤルガーデンシティ学南町』というマンションの建設が進んでいる。マンションの引き渡し可能時期は2026年3月中旬予定、全139邸で、第2期の販売価格は3110万円〜6240万円、広さは56.65〜102.01平米となっていた。OHKの旧敷地内には、このほか賃貸用のマンションや戸建て分譲もあるらしい。道路を隔てて子どもの森があるし小中学校もそれほど遠くないので子育て世帯には便利かもしれない。買物は徒歩圏内にマルナカ、天満屋ハピータウン、ラ・ム−が便利。 それにしても最近の新築マンション価格はずいぶんと値上がりしているように思える。 |
【連載】ヒューマニエンス 「“不安” ヒトが“自らつくった”進化のカギ」(2)不安の定義 昨日に続いて、11月25日にNHK-BSで再放送【初回放送は6月1日】された、NHK『ヒューマニエンス』、 ●「“不安” ヒトが“自らつくった”進化のカギ」 についてのメモと感想。本日から放送内容に入る。この回のスタジオゲストは、生物の進化と不安のかかわりの研究をされている河田雅圭さん(東北大学)であった。 放送の冒頭で河田さんは、「不安はヒトを進化させた?」という織田さんの問いに
トークパートナーのいとうせいこうさんは不安について「常にどこかに不安がある。何かに対する不安ではなく、何かわからない不安。不安じゃないと進歩しないんじゃないか、ということは常にある。」と語っておられた【要約・改変あり】。 ここで不安の定義の話になるが、河田さんによれば、生物学的には、 ●起こっていないけれども起こるかもわからないストレスや恐怖に対して、つまり潜在的なものに対する反応を称して「不安」と呼んでいる。 というように定義されるという【要約・改変あり】。 ここでいったん放送内容から外れて、『不安』の辞書的な定義を調べておく。
不安(ふあん、英語: anxiety, uneasiness)は、心配に思ったり、恐怖を感じたりすること。または恐怖とも期待ともつかない、何か漠然として気味の悪い心的状態や、よくないことが起こるのではないかという感覚(予期不安)を指す。というように定義されていた。しかし、国語辞典の定義もウィキペディアの定義もかなり曖昧な印象を受ける。それは、「落ち着かない」、「心配に思う」、「恐怖を感じる」、「気味の悪い心的状態」といった現象が『不安』から独立してしっかり定義されていないためである、見方によっては「不安とは不安のことだ」とか、「不安とは安心できていないことだ。安心とは不安が無いことだ」といった同語反復に陥る恐れがある。もっともそうは言っても、不安を全く感じない宇宙人が居たとしてその宇宙人たちに不安とはいかなる状態であるのかを説明するのは不可能であろう。ではなぜ地球人同士であれば不安とは何かを理解し合えるのかと言えば、おそらく「こういう状態に追い込まれた時に生じる状態」というように、より客観的な環境要因や文脈を示した上で相手の状態を推測できるためと考えられる。【例えば、熱いという感覚は、70℃のお湯に手を入れた時の感覚として説明すれば他者に伝えることができる。】 ということで以下は、私自身が考える『不安』。但し思いつき程度のものを含む。
次回に続く。 |