じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 某スーパーで徳用品のサツマイモが売られていた。1袋に太い芋2本と細い芋1本が入っており300円台だったので2袋購入。数日後、細い芋2本を食べ終えたところで太い芋を見たところ、4本のうち2本はカビが生えてぶよぶよ。1本は外観はどこも悪くないように見えたがぶよぶよで、内部が変色していた【写真参照】。残る1本はぶよぶよでは無かったものの内部がカスカスになっていた。もしかすると去年採れた芋かもしれない。

 私の朝食は固形のシリアルと、チーズのほか、トマト、焼き芋風のサツマイモ、カボチャで構成されておりサツマイモは必需品の1つになっているが、今後は必ずぶよぶよになっていないことを確認してから購入することにしたい。

2025年09月22日(月)




【小さな話題】岡山県が一位と言えば?(8)岡山駅乗り継ぎ客のための半日観光
 昨日の続きで、最終回。
 昨日までのところで指摘した、岡山の旅行者総合満足度を上位に押し上げるのはなかなか容易ではない。ChatGPTが提案した5本柱:
  1. **フルーツ体験(食のブランド化)**
  2. **美観地区+大原美術館(文化芸術)**
  3. **瀬戸内アート&海景観(周遊のハブ)**
  4. **晴れの国(天候メリット)**
  5. **桃太郎伝説(物語性)**
には難点がある。また最終的に勧められたキャッチコピー2案についても、以下のような問題点がある。
  1. **「日本一おいしい旅、岡山。」**(フルーツ×食体験を武器に)
    → 白桃とマスカットが食べられる時期は限られている。しかもいずれも高価。
  2. **「瀬戸内アート旅は、岡山から。」**(直島を含め取り込み)
    → 瀬戸内アートは魅力的でもっと盛り上げる意義があるとは思うが、開催地の殆どは香川県。岡山県の観光地とは言いがたい。

 ということでこれらをアピールしても岡山に1〜2泊して県内の観光地を廻る観光客が増えるとは思えない。そこでこの際、岡山への旅行を主目的とする観光客を増やすことは諦め、「岡山はあくまでハブである」と割り切った上で、岡山駅で新幹線と在来線を乗り継ぐ旅行者が半日程度、途中下車をして岡山駅近辺の観光を楽しめるような方策を立ててみたらどうか? という考えに至った。じっさい、9月20日の日記に、
岡山は中国地方随一の交通の要衝でもある。岡山駅からは山陽新幹線で東京、関西、九州方面に行かれるほか、在来線ホームには、高松行きの『マリンライナー』、松山行きの『しおかぜ』、高知行きの『南風』、さらに鳥取行の『スーパーいなば』、松江・出雲市方面への『やくも』など、岡山と各県庁所在地を結ぶ特急が入れ替わり立ち替わり入線している。こうした旅行者たちにとっては岡山駅は新幹線と在来線の乗り継ぎ駅であり駅構内から外に出ることはない。そうした人たちに、岡山駅で途中下車してもらって、半日もしくは1泊滞在を楽しんでもらえるような施設やイベントがあればもっと賑わうのではないかと思われる。
と述べたように、岡山駅はハブとしての機能を果たしており、時間的余裕のある旅行者であれば、岡山駅で途中下車して半日観光する人を増やせるはずだ。

 さっそくChatGPTに相談したところ、以下のような回答をいただいた。

いい切り口です!
岡山駅は新幹線と在来線特急の結節点なので、\*\*「ついでに寄り道する理由」\*\*をつくると効果絶大ですね。ポイントは、
  • 半日(2〜4時間)で楽しめること
  • 駅から近い or 駅直結であること
  • 「岡山らしさ」を強烈に体感できること
です。

◆## 新しく作ると効果的な施設アイデア
  1. **「岡山フルーツパーク(駅直結版)」**
    • 岡山名物の白桃・マスカットを **1年中体験できる屋内型フルーツテーマパーク**。 * 季節外でも「フルーツ狩りシミュレーション」や「加工体験(ジャム・スイーツ作り)」が可能。
    • 新幹線待ちの30分でも立ち寄れるカフェやギフトショップを併設。
      →「岡山=フルーツ」の印象を確実に植え付けられる。
  2. **「桃太郎ミュージアムパーク」**
    • 桃太郎伝説をAR・VRで体験できるエンタメ施設。
    • きび団子作り体験、鬼退治アトラクション、フォトスポット多数。
    • 海外客にもウケる「ジャパニーズ・ヒーロー」テーマ。
      →駅近にあれば「子ども連れの途中下車」を強く誘える。
  3. **「倉敷美観地区ミニ版(岡山駅前)」**
    • 美観地区は少し離れているので、駅前に「白壁+水辺+小路」を再現したエリアを新設。
    • 大原美術館の分館展示やクラフト市を常設。
    • フォトジェニックで、乗り継ぎ客が「倉敷にも行きたくなる仕掛け」に。
  4. **「瀬戸内アート・ポート」**
    • 直島・犬島など瀬戸内アートの玄関口を岡山駅に集約。
    • 最新デジタル展示+実物アート展示をミックスし、瀬戸内周遊の入口を演出。
    • 「岡山から始まる瀬戸内アート旅」というブランドを定着させる。
  5. **「岡山食文化横丁(駅直結モール)」**
    • フルーツパフェ、デミカツ丼、ばら寿司、黄ニラ料理など郷土グルメを一堂に集めたフードコート。
    • 小皿サイズで食べ歩きでき、半日でも「岡山の味」を一気に体験。
      →京都の「駅ナカ和菓子街」や福岡の「ラーメンスタジアム」の岡山版。


◆## 半日観光モデルプラン化も有効
施設単体ではなく「途中下車モデルコース」を用意してセット販売するとさらに効果的。 例)
  • **フルーツテーマ館+後楽園ライトコース(タクシー10分)**
  • **桃太郎ミュージアム+岡山城天守閣(徒歩圏)**
  • **駅前アート館+倉敷往復(電車片道17分)**


◆結論:
一番“岡山らしさ”が伝わりやすく、差別化できるのは **「駅直結のフルーツ&桃太郎体験施設」**。
これを「晴れの国で半日満喫!」とパッケージ化すれば、途中下車の誘引力が一気に高まります。



 ということでChatGPTからは「フルーツ」、「桃太郎」、「アート」が提案をしてもらったが、何度も指摘しているようにいまいちインパクトに×ように思う。繰り返しになるが、
  • フルーツテーマ館
    →白桃やマスカットが出回る時期が限られており、またかなり高価であるため一部の富裕層しか利用できないのではないか?
  • 桃太郎ミュージアム
    →桃太郎は英雄というイメージとは別に「ボクのお父さんは、桃太郎というやつに殺されました」という言葉が象徴するように、鬼の立場から見れば「平和に暮らしていた鬼たちの国を一方的に攻撃し財宝を略奪した侵略者」というイメージがある。またこの腫のテーマ館はリピーターが期待できず数年後には廃れてしまう恐れがある。
  • 駅前アート館
    →アートに興味をもつ人が限られているのでは?
といった問題があるように思う。これらについてChatGPTに打開策を尋ねたところ、以下のような回答をいただいた【要約・改変あり】。
  1. フルーツテーマ館
    • シーズン外は「品種比較体験(昔のマスカット vs 最新シャインマスカット)」や「加工スイーツ作り体験」を主軸に
    • 高級果物は「プレミアム試食(1カット500円)」方式にして、誰でも気軽に一口は味わえるようにする
    • 廃果(形が悪く出荷できない果実)をスムージーやジェラートに活用 → 手頃な価格で提供可
  2. 桃太郎ミュージアム
    • 「正義か悪か」両視点で楽しめる構造にする
      桃太郎サイド:鬼退治アトラクション、きびだんご体験
      鬼サイド:鬼ヶ島に住む鬼たちの生活展示(酒造り・工芸・音楽など文化的要素を紹介)
    • 「鬼は単なる悪ではなく、一方の文化をもつ存在」という多面的解釈にできる。
    • リピート性を高める仕掛け
      季節イベント:桃太郎誕生祭、鬼の節分ナイト、子ども武者行列など
      参加型コンテンツ:来館者が桃太郎チーム・鬼チームに分かれて体験する対戦アトラクション
      ストーリー更新:鬼サイドの歴史や別の伝承(吉備津彦命伝説など)をシーズンごとに展開
    • 桃太郎をただの昔話で終わらせず、
      **「日本最古の物語の一つ」**としての文化的価値
      **「正義と悪は立場で変わる」**という普遍的テーマ
      を持たせれば、「単なる遊戯施設」から「考える・学ぶ+楽しむ複合施設」に格上げできる。
  3. 「駅前アート館」
    • 以下のような課題がある。
      • 好みが分かれる。 アートは抽象・現代・伝統など多様であり、万人受けは難しい。
      • 世代の偏り。 若い世代や美術愛好層には響くが、必ずしも観光や家族層には直結しにくい。
      • 採算性の不安。  アート館単独では、常設展示だけで継続的な集客を維持するのは困難。リピーターも期待しづらい。
    • 方策としては、
      1. 「観光+アート」の複合施設化
         フードホールやカフェ、土産ショップと一体化し、アート鑑賞が「ついで消費」になるように設計。
      2. 常設+入替制
         固定展示に加え、国内外の巡回展や地元作家の作品を定期的に入れ替えることで、リピーター需要を作る。
      3. 体験型・参加型要素
         AIアート体験、デジタルインスタレーション、子ども向けワークショップを導入し、世代を広げる。
      4. 地元企業や大学との連携
         学生アート展や企業スポンサーの常設ブースを設け、コスト分散と地域還元を図る。
      5. ナイトエコノミーと連携
         駅前立地を活かし、夜間ライトアップや音楽・映像イベントを組み込み、観光客・地元の若者を取り込む。


 乗り継ぎ客に途中下車してもらうためには、以下のような対策も必要かと思う。
  • 専用の荷物預かり所を設置し、途中下車の切符を提示した人は無料で預けられるようにする。
  • 半日観光先までの専用バスを運行し、途中下車の切符を提示した人は無料で乗り降りできるようにする。
  • 路面電車を月見橋のあたりまで延伸し、「後楽園・岡山城」の停留所を新設。岡山駅からのレトロな車両の直行便を運行する。