じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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2月20日や2月26日の日記に記した通り、現在、岡大時計台前の芝地で改修・造園工事が行われている。
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【思ったこと】 _a0304(木)[電脳]ツィッターあれこれ 3月4日付けの朝日新聞に 政治家、ツイッター中毒?予算委のやりとりを実況中継 という記事があった。中には、ツイッターをやっていたために予算委員会に遅刻したのではないかとヤジられた大臣も居たとか。 いっぽう、それより2日前には Twitter利用率、実は1割未満――富士通総研調べ という興味深いデータも紹介されていた。 ちなみに、私自身は今年の1月1日よりツイッターに登録し、この日記と、楽天版の更新報告のみの「つぶやき」を続けているところである。 もっとも私の場合、更新報告以外の書き込みは一切していない。また、「フォロー」しているのは唯一、hatoyamayukioさんのみである。別段hatoyamayukioさんの大ファンというわけではないが、この方が1月1日からツイッターを開始されたということが私自身の参加動機にもなっているので、どっちが長続きするかというライバルのつもりで登録させていただいた(1月2日の日記参照)。それにしても、hatoyamayukioさんご自身がフォローしているのは5万3322人、フォローしている読者のほうは35万6378人というからスゴイ。といっても、現実には5万3322人が1日1ツイートしたとすると、24時間一睡もせずに1.62秒ごとにそれを読まなければ追いつかない。いくらなんでもこれは無理であろう。 私自身をフォローしてくださっている奇特な方は、今のところ11名さまとなっている。もっとも私自身は、hatoyamayukioさん以外の方は全くフォローしていない。私にはやはり、アンテナ経由でWeb日記やブログを拝読するほうが性に合っている。 ところでこちらのデータをざっと見ると、ツイッターというのは、若い人たちばかりでなく60歳代でも過半数が認知しており、比率は低いとはいえ、世代を超えて利用されていることが見て取れる。また、こちらのグラフからもわかるように、40歳代や50歳代のアクセス頻度は、30歳代に勝るとも劣らないほどとなっている。このあたりは、インターネットの利用形態としてはかなり特異ではないかと思うのだがどうだろうか。しかしこちらのデータからも言えるように、他の人との交流目的というよりは、どちらかと言えば、言いっぱなしに終わっているようにも見える。どうせ言いっぱなしなら、もう少し長文のブログでも書いたほうがいいのは、...という気がしないでもない。 あと、これは、行動分析学の大家のSさんが書いておられたことだが(1月5日付け)、 携帯メールにしろ、ツイッターにしろ、もしかしたらブログやmixiなどのSNSもそうかもしれないのですが、言語行動の断片化を促進する随伴性を作り上げているところが自分には気に入りません。「言語行動の断片化」というのはまさにツブヤキが分化強化される状況のこと。.....【中略】.....気持ちがつながったような感じがするからこうしたコミュニケーションが強化されるかもしれないけど、自分の考えを相手にわかってもらえるように話しながら、相手からの返事で自分も知らない自分に気がついていくような、ツブヤキ合い以上のコミュニケーションや思考の流れ、積み重ねは相対的に強化されにくくなってしまうのでは?と危惧している次第です。というのは私も同感。少し前のNHKのAtoZという番組で「言語力」という話題を取り上げていたが(←内容にはかなり首をかしげる部分もあったけれど)、断片的な発話が氾濫することで、論理的に筋道立てて意見を述べるという機会が減ってきていることもまた確かだろう。 |