じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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2011年版・岡山大学構内でお花見(32)東西通りのハナミズキ 岡大東門付近で早朝に撮影したハナミズキ。毎年、GWの頃に見頃となる。過去記録が以下にあり。 ※咲き始めの花の面白さは、
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【小さな話題】 「宇宙大作戦」の対話型コンピュータついに現実に 夕食時、NHK「サイエンスZERO」再放送の、 ●人工知能がクイズ王に挑戦! 後編 いよいよ決戦 の後半部分を視た。 この番組が放送されることは地デジ番組表で数日前から知っていたが、「Googleの検索機能を利用しても分かるように、近年、コンピュータやネットでの検索技術は格段に向上しており、その速度や知識量は人間の頭脳を遙かに超えている。いまさら、クイズ王に挑戦するまでもなく、人工知能のほうが人間より遙かにすぐれているのは明らかではないか」と思い込み、特に録画予約などはしていなかった。 しかし、たまたまチャンネルを合わせて分かったのだが、ここで試されていた機能は、決してデータベースの蓄積や検索機能のアルゴリズムの速度ではない。いちばんのポイントは、自然言語の形で出題される質問の意味をちゃんと理解し、それにマッチした解答を選択するという技術であったのだ。番組でも取り上げられていたが、「いくつかの記念日が含まれる月は何月か」というようなジャンルの質問が与えられても人工知能は当初は「何月」というように月で答えることができない。また先に答えた対戦者が間違えてもその誤答を解答選択肢から除外することができなかった。こうした部分について「機械学習」の手法で改善できるということもまたスゴイと思った。 この番組を視ながら思い出したのは、学生時代によく視ていた宇宙大作戦のドラマで、コンピュータと対話をしながら疑問の解決をはかるというシーンであった。ということを思い出しながらサイエンスZEROを視ていたら、ホンマに宇宙大作戦の1シーンが出てきてビックリ。科学者や宇宙飛行士になりたいという大きな夢を与えてくれたドラマであったということを改めて実感した。なお、この番組は5月5日にも再放送されるということなので、しっかり録画予約し、番組の最初から視ようと思っている。 なお、今回の番組で取り上げられた「機械学習」は、当初はいろいろなミスをおかす。クイズ番組のような場合は最初から正解が分かっているので、人工知能の正解率の向上を適確に評価できる。しかし、上記の宇宙大作戦のシーンのように、コンピュータを対話しながら謎を解くというようなケースでは、何が正解であるのかは最後まで分からない。過度に頼りすぎると、想定外の失敗を招いたり、無実の人間を有罪にしてしまうようなミスをおかす恐れがある。そう言えば、あの「宇宙大作戦」も、コンピュータの計算結果やスポックの論理的思考よりカーク船長の直感や決断力のほうが優れていたということをウリにした番組であった。 |