じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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昨日の日記で津山線の枕木交換の話題を取り上げた。そんななか、コンクリート製に混じって木製の枕木が一定の距離間隔で1本ずつ置かれていることに気がついた。 すでに取替工事が終わっている区間で観察したところ、どうやら何らかの理由で交換後にも木製が使われている場所のあることが分かった。ネットで検索したところ、知恵袋に関連する回答があり、 コンクリート枕木は、型枠にコンクリートを流しこむことで制作できるのですが、その段階でレールの取り付け位置が決定されてしまうため、ポイントなど取り付け位置が1本ずつ違うようなところですと1つずつ型枠を作る必要があり、場合によってはオンリーワンの型枠を作る必要があるなど製作コストが高く付くのです。というように説明されていた。 写真をよく見ると、どうやらレールのつなぎ目は交換後も木製が使われているらしいことが分かった。木製の枕木が一定の距離間隔で1本ずつ置かれていたのは、レールのつなぎ目の間隔に対応しているためかもしれない。 この発見は素晴らしい「じぶん更新」になった。 |
【連載】チコちゃんに叱られる! デパート1階の化粧品売り場/セルフリッジの名言 3月28日(金)に初回放送された表記の番組についての感想・考察。この日は、『放送100年!春の72分拡大版スペシャル』と称して以下の話題が取り上げられた。
1.のデパートの1階に化粧品売り場がある理由は、放送では「馬のフンが臭かった!消臭効果からの噴水効果」が正解であると説明された。化粧品業界のマーケティングに詳しい廣瀬知砂子さん&ナレーションによる解説は以下の通り【要約・改変あり】。なお以下の引用で『セルフリッジ』は人の名前、『セルフリッジズ』はセルフリッジが造ったデパートの名称として区別される。
セルフリッジは『ボス』ではなく『リーダー』として成功した人として知られており、以下のような名言を残していると補足された。
ここからは私の感想・考察を述べさせていただくが、デパートについては1月17日初回放送の回で、 ●なぜデパ地下は地下にある? という疑問が取り上げられたばかりであった。この時は、 ●デパートが土足禁止だったから が正解であると説明された。リンク先を要約すると、 デパートが登場した当初、日本では呉服店時代からの習慣で床には畳が敷かれており、建物内は土足禁止だった。そのため、デパートの入口には下足番という客の履き物を預かる係が常駐。預かった履き物は地下の下足置き場で保管していた。しかし混雑緩和のため土足入場を解禁。必要がなくなった下足置き場は、食品・台所用品の売り場として活用されるようになった。ということになる。このデパ地下の解説によれば、日本のデパートはもともと呉服店由来であり、イギリスのデパートの配置をそっくり取り入れたものではなく、じっさい地下は下足置き場になっていた。但し、当初から、「建物の中心である1階〜3階に、化粧品、靴、カバン、呉服、アクセサリー」、「4〜5階に家具、文房具、玩具」、「眺めの良い最上階に食堂」、「展望台や動物園は屋上」といった配置になっていたということで、これがイギリスの形式を真似たものなのか、それとも独自に噴水効果を狙ったものなのかは判断できない。とはいえ、現在では、そもそも馬のフンは無いし、デパートへの出入りは、地下鉄や地下駐車場などの地階からエレベーターで直接目的階へ移動したり、隣接する立体駐車場の高層階から直接移動する場合もあり、従来の噴水効果がそのまま当てはまるわけではなさそうだ。 なおウィキペディアでは、デパートのフロア構成について1階については以下のような標準的な構成を挙げている。 1階(2階であることもある)は店の顔に正面玄関部分であり、天然石張りを用いるなど他のフロアと異なる内装により豪華さをアピールしていることも多い。主に有名ブランドの靴、鞄、帽子、装身具などの婦人向け服飾品、化粧品、香水などの売り場がある。化粧品、香水を1階に配置するのは、強制換気設備の普及していなかった昭和期において、臭気がこもるのを防ぐため出入口近くに匂いのある商品を置いた事情もあるが、平成期の換気設備の整った建物では他階に配置することもあった。 いずれにせよ、1月18日に述べたように、物事の始まりの経緯と、現在なぜそのように行われているのかという原因は区別して考える必要がある。デパ地下に関して、 放送では、「下足置き場がたまたま空いたことで食品売場が誕生した」と説明されていたが、これは、物事の始まりの説明、つまり、と指摘した点は、そっくり1階の化粧品売り場の説明にも当てはまる。率直に言って、馬のフンによる説明は視聴者に意外性を感じさせるための付け足しであって、今の時代に化粧品売り場が1階にあることの理由は別のところにあるように思う。 次回に続く。 |