じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 5月30日、関東地方では冷たい北東風の影響を受けて春物コートが必要な寒さになっているという。じっさい、ウェザーサービスを閲覧したところ、30日の東京都東京の最高気温は16.5℃で、30日の岡山県岡山の最低気温18.0℃を下回っていた。中国・四国地方から上京する人は注意が必要。

2025年05月31日(土)




【小さな話題】2025年5月の「じぶん更新」を点検する 「執筆開始28周年」、「カナリア諸島」、「願いごと」、「あんぱん」

 月単位で「じぶん更新」状況を点検する、という月末恒例の企画。

 5月でいつもと違った出来事と言えば、5月12日から20日までスペイン・カナリア諸島に旅行したこと。
  • 旅行中に気づいたことについては、このWeb日記に【カナリア諸島そのx】というタイトルで随時連載。現在「その7」まで続いている。
  • 写真のほうは、楽天版で、現在連載中の『2003年ボリビア・アンデス』のアルバムが終わり次第、掲載を開始する予定だが、このペースでいくと7月中旬以降になりそうな気配。
もっとも、ユーチューバーの高画質の動画は別として、今どき、写真を並べただけの旅行記を読んでくださる方は数名程度ではないかと拝察される。旅行直後から連載開始するよりも、ある程度日にちが経ってから回想するほうが思い出に浸ることができてかえってよいかもしれない。

 以下、2025年5月のWeb日記の振り返りを記す。
  • あさイチ「まさかの想定外が…がんとお金のリアル 経験者が語る落とし穴」
     将来どのくらいの医療費がかかるかという問題は予測がつきにくい。但し一般論として、がんにかかった場合、
    • 65歳くらいまでの人は、いくらお金がかかってもよいから、先進医療を含めて最善の治療を受けるべき。なので保険に入るなどして万が一に備えるべき。
    • 65歳〜80歳くらいの人は、「なるようにしかならないが、されどそれなりにやれることはやる」という精神で、標準治療の範囲でできることをすればよいと思う。そのさい無理して高額な先進医療まで受ける必要はないように思う。先進医療によりどんなに治療成果が上がったとしても、延命できるのはせいぜい10年程度。いずれ別の病気か、老衰で死ななければならない。治療方法についての情報収集や治療費の確保で奔走する時間があったら、自分の人生を振り返ったり、やり残したことを果たすために費やすべきかと思う。
    • 80歳を過ぎた人は、そろそろお迎えが来たのかと覚悟し、無理な延命よりも緩和ケアへの移行を優先すべきかと思う。
     なお上記の年齢設定はあくまで例示であり、じっさいは個々人の健康状態によって異なる。


  • 『草食恐竜』ではなく『植物食恐竜』
    学術用語として『草食動物』は存在するが、「恐竜が生きていた時代には現在の「草」(イネ科植物)が存在していなかったため、「草食恐竜」という言葉が誤解を招く可能性がある。代わりに、恐竜はシダ植物や裸子植物(マツやソテツ、イチョウなど)、そして白亜紀以降に登場した被子植物を食べていたため、「植物食恐竜」という表現のほうが正確」というCopilotの説明は納得できる。今後は私も「草食恐竜」ではなく「植物食恐竜」という呼称を使いたいと思う。


  • 『じぶん更新日記』執筆開始28周年
    28周年を迎えたからといって特段の感慨はない。最近の執筆内容が、
    • 『チコちゃんに叱られる!』や雑学系番組、教養番組などの放送内容を正確に聞き取る。
    • 関連情報をウィキペディアで閲覧したり、残った疑問点についてCopilotなどのAIに尋ねる。
    • それらに基づいて独自の見解を述べる。
    という傾向に変化していることは自分でも気づいている。朝食後の7時頃から毎朝9時頃まで毎日、こういう作業に取り組んでいることは、少なくとも認知症予防には役立っているはずだ。


  • 花のカナリア諸島自然紀行/『ぬくもり』
     帰国から早くも10日が経過した。今回の旅行の感想として「ひとくちで言えば楽しかった」と記したが、「楽しかった」というのは何も考えず素直に出てきた言葉であって、「素晴らしかった」とは異なる。絶景・奇景に接した時は「これは素晴らしい」と感じるが「楽しい」わけではない。
     年齢上・健康上の理由から「旅行可能年齢はあと1年半程度」と自覚しており、今年は資金繰りが可能な範囲でこの先3回の旅行を予定しているが、「楽しかった」と感じられる旅行になるかどうかは定かではない。


  • 戸籍のふりがな訂正で『ハセガワ ヨシノリ』を『ナガヤガワ カンバッテン』に改名できるか?
    『ハセガワ ヨシノリ』を『ナガヤガワ カンバッテン』に「改名」するというのはあくまで例示。戸籍上の「改名」は訂正依頼1通で済むが、銀行、年金、保険などの訂正手続が煩雑になることを考えると、そんなに面倒なことまでやりたいとは思わない。この歳ではやはり、「カイメイ」より「カイミョウ」のことを考えるべきだろう。


  • チコちゃんに叱られる! 「願いごとのパラドックス」「長く大事に使っているもの」
     願いごとが何でも叶えられるようになった人は決して幸せになれない。そういう人は「いつかこうなればいいなあという夢をいだくことができない」し、「努力して何かを達成する喜びを得ることができない」からである。
     私自身は「なるようにしかならない、されどそれなりにやれることはやる」論者なので願いごとをすることはその思想に反することになるが、最近は再び「こうなればいいなあという夢」をいだいたりしている。


  • 『マルコポーロの冒険』、『少年寅次郎』、朝ドラ『あんぱん』
     もともと私は朝ドラを観ない主義であり【←ドラマにハマりやすい性格なので、連続ドラマを見始めると時間的に拘束されたり、その日の気分がドラマの展開に左右されたりする恐れがあるため】、今回の『あんぱん』の毎回視聴は、『純と愛』、『らんまん』に続いて3作目となる。
     ちなみに『あんぱん』の視聴率は現在までのところほぼ15%で安定しているようだ。『純と愛』は批判的な意見が殺到したというものの「初回視聴率は19.8%、最終回は20.2%、平均視聴率は17.1%となった(ビデオリサーチ調べ、関東地区」。『らんまん』は「9月29日の最終回の視聴率は18.1%、全130回の期間平均は16.6%で、朝ドラとしては2021年度後期放送の『カムカムエヴリバディ』の17.1%以来3作品ぶりに16%を超えた。最高視聴率は9月8日放送の第115回の19.2%で、こちらも3作品ぶりに19%を超えた。」とのことで、『あんぱん』はこれら2作品よりはわずかに苦戦しているようだ。ストーリーはかなり早いペースで進んでおり、7月〜9月は戦後、のぶが嵩と再婚し、なかなか芽が出ない嵩の創作を支え、ついにアンパンマン誕生に至る過程が描かれることになると予想されるが、実話に忠実であったとすると、4〜6月のような劇的な急展開は起こりにくく、平凡な成功体験談に終わってしまいそうな気もする。