じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
入道雲と月齢10.0の月。夕刻、南の空に、夕日に照らされた入道雲と上弦を少し過ぎた月が見えていた。なお、月齢を大まかに知るためのマジックナンバーは、2013年は「15」となっている。6月〜12月の場合(※)は、その日の「月」と「日」とマジックナンバーを足し、30以上の場合は30を引けば大まかな月齢となる。7月18日(木)であれば、「月+日+マジックナンバー-30=」は「7+18+15-30=10」で、18時頃の月齢とほぼ一致する。 ※1月〜5月は、月の数「1、2、3、4、5」ではなく、1月から順に「2、4、2、4、4」とする。「西に洋々日が沈む」と覚える。1998年9月7日の日記参照。 |
【思ったこと】 130718(木)「Windows XP/office2003サポート終了」特需は来るか? 各種報道などで伝えられているように、2014年4月9日にWindows XP/office2003のマクロソフト社のサポートが終了する。このことに関して、大学の情報統括センターのほうから、「セキュリティ上の安全を維持するために、OS及びOfficeのバージョンアップを行って下さい。」という通知が来た。要するに、「サポート終了に伴いセキュリティ維持の更新が行われなくなるが、それ以降に新たにセキュリティホールが発見されても、その対策が行われない。この状態でPCの使用を継続すると、サイバー攻撃の対象となる可能性が高く、知らない間に該当のPCが加害者となり多大な影響を与えてしまうことが考えられる。」という理由で、2013年4月9日以降は、大学の有線/無線LANに接続するパソコンについては、備品であれ、学生の私物であれ、Windows XPマシンは実質使用禁止になる見込みである。但し、岡大では2014年1月よりMicrosoft社と包括ライセンス契約を行い、大学内で使用しているPCに関しては教職員及び学生であれば無償でバージョンアップが行えるようになるという予定も合わせて伝えられていた。 この通知は、文面通りに解釈すると、包括ライセンス契約後には、現有のWindows XPマシンも無償でWindows7や8にバージョンアップできるように読み取れるが、形の上でバージョンアップができても、そのような対応ではいろいろなトラブルが発生するものと予想される。Windows8へのアップグレードの問題点については、2012年11月9日の日記、及びそれ以降の日記に記した通りであるが、主要な点を挙げれば、
おそらく、現在、大学の中で使われているWindows XPマシン(備品、私物パソコン)の大半は、アップグレードした段階で使い物にならなくなると予想される。 このほか、古いスキャナなどの外付け機器の中には、メーカーがWin8用のドライバを用意していないものもある(2013年2月1日の日記参照)。スキャナ自体はまだまだ使えても、Win8用対応機器に買い換えるか、もしくはスキャナ専用にWindows XPマシンを残しておく(但し、ネットには繋がない)必要がありそうだ。 ということで、来年に向けて、大学では、「Windows XP/office2003サポート終了」特需が到来しそうな気配だが、万一、品薄になった場合はどうなるのだろうか。さらには、私費でパソコンを購入している学生・院生に買い換えのための経済的余裕があるかどうかも定かでは無い。 でもって、私自身の対応であるが、大学の方針でもあるので、今回新たにWin8のデスクトップ1台を注文。来年4月までに、よく使うアプリケーションを移行させ、Windows XPでしか動かない愛用ソフトについては、現有のWindows XPマシンをネットに繋がない状態で併置し、そちらのほうで使用する形で対応する予定である。授業用に教室に運ぶノートパソコンはOSがWin7なので、たぶん定年退職までは使い続けられると思う。 |