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4月30日に放送された「チコちゃんにトットちゃんがやってきたスペシャル」の中の「チコの部屋」で、1961年放送開始の「魔法のじゅうたん」が人気を集めていたのにもかかわらずたった3年で終了となったエピソードが取り上げられていた。終了になったのは、1964年東京オリンピックが近づき、撮影のためのヘリコプターを借りることができなくなったためとのことであった。 この「魔法のじゅうたん」が放送されたのは私が小学3年〜5年の頃であり、自分でも応募しようかと思ったこともあった。 じゅうたんを飛ばせる時の呪文は「アブダカダブラ」であったが、バラにも同名の品種がある。但し、花の色の微妙な変化は、日々観察しないと捉えにくい。 |
【連載】#チコちゃんに叱られる!「シャボン玉はなぜ丸い」「貯金と預金の違い」 昨日に続いて、4月30日に初回放送された、NHK チコちゃんに叱られる!の感想と考察。 本日は、
まず3.のシャボン玉が丸い理由については、番組では「水分子同士が引っ張り合ったあげく丸く収まるから」と説明された。チコちゃんの番組での解答は「えっ、そうだったの?」という驚きを与えたり、「それってどういう意味?」という謎めいた内容となったりするフレーズが多いが、今回のはごく普通の科学番組的な解答であった。より詳しい説明は、ウィキペディアの球面に関する11の性質という項目の7番目のところに説明されていた。 「与えられた体積を持つすべての立体の中で、球は表面積が最も小さくなるもののひとつである。与えられた表面積を持つすべての立体の中で、球は最も大きい体積を持つものの一つである」 ところで、私たちの身の回りにはさまざまな球体があり、番組のオンラインインタビューでも「【シャボン玉が丸いのは】地球が丸いから」といった解答を出した人もいた。しかし、球体がすべて同じ原因・理由でそうなっているわけではない。思いつくままに分類してみると、
最後の4.の貯金と預金については、番組では「どこにお金を預けるのかの違い」と説明された。貯金は、昔の郵便局(現在のゆうちょ銀行)、農業協同組合、漁業協同組合に預ける場合。預金は、銀行や信用金庫に預ける場合であり、もともと、郵便局は庶民が、銀行は企業や商人が利用していたことに由来する。 貯金と預金の呼称の違いについては私自身は学生時代から知っていたが、郵便局以外の金融機関に預ける場合は、すべて預金と呼ぶものと思っていた。今回の番組で、農協や漁協は、預金ではなく貯金と呼ぶことが分かった。 貯金と預金についての思い出と言えば、私が学生・大学院生の頃は、郵便局の普通貯金の金利は最高で4.320%(1974年)、普通預金の金利ははっきり覚えていないが2.5%くらいあった。当時、郵便局の普通貯金には奇妙なルールがあった。私が理解した範囲では、 ●毎月、15日から月末までに出し入れがあると一切利息はつかない。出し入れがないと丸々1カ月分の利息がつく。 そこで私は、毎月1日から14日までは全財産を銀行普通預金に預け、14日から翌月1日までは郵便局の普通貯金に移し替え、その期間は出し入れをしないようにしてコセコセと運用していた。このやり方はあまり広まっておらずウマイやり方だと自負していたが、実は当時、郵便定期貯金を多数口に分けて預けると、1円未満の利息が切り上げられて莫大な利息が得られるという裏技があったことを、後になってから知った【1998年4月10日の日記参照】。もっとも、こうした裏技は2005年3月頃には最終的に封じられたようであった。 |