【小さな話題】2023年2月の「じぶん更新」を点検する
月単位で「じぶん更新」状況を点検する、という今年からの新企画。なお2023年1月の点検は2月1日の日記にあり。
まず、日々の生活の持続の指標の1つであるウォーキングの歩数は、総歩数215912歩、1日あたり平均で7711歩となり、目安としている1日平均7000歩以上を維持できた。
ウォーキングのコースとしては、半田山植物園が23回、他に奉還町商店街・岡山県総合グラウンドが1回であった。半田山植物園は火曜日が休園日のため、2月中の営業日24日間のうち23回も入園したことになる。春は次々と花が咲く時期であり、単なる健康増進目的ではなくお花見を兼ねてウォーキングをすることができた。なお、2月は岡山市の外には一度も出かけていない。
新たに経験したこと、新たに知ったこと、といった意味での「じぶん更新」は以下の通り。
- 世田谷の青い洋館
テレビでは「青い洋館」ではなく「水色の家」として紹介されている。私が生まれ育った家から徒歩圏内にこのような洋館があるということは知らなかった。なお、この洋館で学生時代を過ごしたという黒川信重さんの件だが、何冊か保管している『大学への数学』にザッと目を通したところ、1970年4月号の『2月の《宿題》』の2番の問題:
x1,x2,x3,x4,x5が実数のとき,つぎの不等式を証明してください。
(x12+x22+x32+x42+x52)cos(π/5)≧x1x2+x2x3+x3x4+x4x5−x5x1
について「黒川信重君のレポート」が紹介されていた。あざやかな解法であると同時に“怠慢の精神”という斬新な発想が組み込まれていた。なお黒川信重さんは私と同じ1952年生まれだが、上掲の『2月の《宿題》』は高校2年生の2月の発行であることからすでに2年生の時から高度な数学知識や並外れた発想力を持っていたことが拝察される。
なお、同じ問題への解答紹介欄には「俣野博君の一般化された証明」も紹介されている。俣野博さんもまた1952年生まれであり、2年生の頃から『大学への数学』で活躍しておられた。私自身は数学が好きではあったが、黒川さんや俣野さんのようなヒラメキや緻密な思考力は持ち合わせていなかった。私のような凡人はやはり、雑学的知識としての数学を趣味として学んだりパズルを解くくらいが似合っているようである。
- 国立科学博物館
「○○博物館」と呼ばれる施設はおしなべて退屈でかび臭いイメージがあり殆ど訪れたことが無かったが、この放送で紹介された見所目当てに、次回の上京時にはぜひ見学してみたいと思う。
- スマホの自撮り画面
自撮り場面では、液晶画面に映っている顔と、実際に撮った写真の顔は左右反転になっているということに初めて気づいた。余談だが、鏡に映った顔やスマホの自撮り画面に映った顔は、左右は反転しているが上下は反転していない。以前にも書いたことがあったが、これは結構面白い問題である。
- コラッツ予想
YouTube動画をきっかけに、50数年ぶりにこの問題を考えてみた。隠居人の暇つぶしとしては面白いテーマであるが、到底解明できるようなシロモノではない。その後、「コラッツ予想の操作を逆算することであらゆる整数が作れるか」についても考えてみたがうまく行かない。また成清さんからこちらの情報をいただいたが、私の数学レベルでは理解できないところもあって、到底コメントさせていただくことはできなかった。
- 燃えよ剣
今回第1話の動画を視聴できたことで、なんと初回放送から52年後に初めて全26話の視聴を達成できた。韓流ドラマなどでもそうだが、連続ドラマの有料視聴を促すため、第1話や第2話は無料で公開されていることが多い。今後もいろいろと視聴したいと思っている。
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