じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 2月2日の日記に、キンカン(金柑)とフクシュウキンカン(福州金柑)の写真を掲載した。
 フクシュウキンカンは実のお尻の部分(果頂部)が窪んでいるという特徴があるということなので、翌日さっそく接写してみた。
 写真上はキンカン、写真下はフクシュウキンカン【雨後でしずくがついている】。フクシュウキンカンに凹みがあることが確認できた。
 なお凹みの有無だけで判断すると、半田山植物園で私が確認している6本の樹木は
  • 凹み無し:ユリノキの根元の1本
  • 凹みあり:アマチャの近くの1本、ロックガーデン内の3本、西の谷花壇端の1本
という内訳になっている。但し「凹みあり」の樹木で「フクシュウキンカン」という樹名板がつけられているのはアマチャ近くの1本のみ。

2025年02月4日(火)





【連載】あしたが変わるトリセツショー『100歳×100人徹底取材!1万年の健康パワーSP』(3)面白かった番組、座右の銘・好きな言葉、一番うれしかったこと

 1月30日に続いて、2024年12月26日初回放送【私自身が視聴したのは1月8日の再放送】された表記の番組についてのメモと考察。放送では
  1. 食   “100歳の島”で見つけた「老化を防ぐ食生活 〜食物繊維〜」
  2. 運動  運動が続かない人におすすめ「ちょこ活 〜日常の中でちょこちょこ動く〜」
  3. 究極  世界中の研究機関も注目する「究極の健康法 〜つながりを持つ〜」
という3つの秘けつが挙げられていたが、3.の「究極」の話題に移る前に、『100歳×100人に聞きました』というコーナーがあり、
  1. 100年で一番おもしろかった番組は?
  2. 座右の銘・好きな言葉は?
  3. 100年で一番うれしかったことは?
という調査結果が紹介されていた。余談だが『100人に聞きました』というと、私の世代では『クイズ100人に聞きました』という番組がすぐに思い浮かぶが、リンク先によれば、この人気番組が放送されたのは、1979年4月2日から1992年9月28日までであったというからずいぶんと昔の出来事になってしまったものだ。
 元の話題に戻るが、1.の「100年で一番面白かった番組」については、
  • 相撲中継 20票
  • ニュース 11票
  • おしん 7票
  • のど自慢 7票
  • 野球中継 6票
  • 水戸黄門 4票
となっており、他に『坂の上の雲』、『韓国ドラマ』、『ネプリーグ』、『ポツンと一軒家』、『すできにハンドメイド』、『日曜美術館』などが挙がっていたという。
 『ニュース』が2位になっていた理由について放送では「誰かと話題について話したいから」と分析されていた。じっさいニュースを選んだ理由について、現役化粧品販売員の女性(101歳)は「話題を得て、お客さんと話すため。最近は大谷翔平について。」、別の101歳の女性は「『ニュース・新聞』を見ること 話題を得て会話を楽しむ!」といった回答が寄せられていたという。
 ちなみに日本で白黒テレビの放送が始まったのは1953年、カラーテレビが登場したのは1960年ということなので1925年生まれの百寿者がテレビを視るようになったのは早くても30歳以降になってからということになる。このあたりは、テレビっ子が問題視されるようになった世代とは異なっていると言えよう。
 上掲のランキングで『相撲中継』がトップだったのは意外だが、「一番面白かった」というのが栃若時代や柏鵬時代のことを言うのか、それとも今の時代でも「一番面白い」のかはよく分からない。
 あと『ポツンと一軒家』も挙げられていたようだが、あの番組では山奥で生き生きと生活している高齢者が登場しており、【取材先の選定や事前の打ち合わせなどを隠して偶然に見つけたことを強調するようなヤラセがあるような印象はあるものの】百寿者を大いに元気づけているように思われる。もっとも『ポツンと一軒家』の番組の中で健康食品とかクルマのCMを挿入しても宣伝効果は無さそうだが。

 百寿者の「座右の銘・好きな言葉」についてはこちらの名鑑にも詳細がある。放送では、安部欣之助さんの「人生に結論なし」などが取りあげられていた。ちなみに安部さんは94歳からギターを習い、96歳から絵を始めたりしており、100年で一番うれしかったのは「戦争が終わったこと」であると回答しておられる。
 ちなみに私の座右の銘は元日に述べた通りで、

●なるようにしかならない、されどそれなりにやれることはやる

としておきたい。また百寿者から見れば私のような70歳代などはまだまだ人生を知らないひよっこのようなものだろうが。

 放送ではもう1つ、「100年で一番うれしかったことは?」の回答が紹介された。内訳は
  1. 戦争が終わったこと 22%
  2. 家族に関すること 19%
  3. 仕事に関すること 14%
  4. 趣味に関すること 8%
  5. 長生きできたこと 9%
  6. 今この瞬間 4%
  7. そのほか 24%
となっていた。1925年生まれの百寿者にとっては第二次大戦は16歳〜20歳の出来事であり、自分が戦争の生き残りであり戦争が人生を大きく左右したということは間違いない。このあたりは戦争を知らない私の世代には実感できないかもしれない。