じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 7月30日の午前中、某スーパーの店内で買物をしていたところ、スマホから大音響のアラームが流れてきた。この日は直前にQBハウスで散髪をしており、その時からスマホは機内モードに設定したままになっていたのでおかしいなあと思ったが、画面を見ると津波の緊急速報だった。
 スマホを使い始めて3年余りになるが、緊急速報のアラームが鳴ったのは今回が初めてだった【ふだんスマホは外出時以外は電源を切っているため】。なお岡山県内の避難情報は20時45分までにすべて解除された。

 なお今回の緊急速報は「津波が来るかもしれないのですぐに避難してください」という内容であったが、移動中に初めてアラームが鳴ったため、その津波がいつどこで発生した大地震によるものなのかは全く分からなかった。帰宅後のNHK画面も同様であり、各地の津波の到達情報が表示されていたものの、地震情報は全くなかった。確かに津波からの避難は一刻を争うものであるから、とにかく逃げろ逃げろと呼びかけることは正しいとは思うが、震源地やマグニチュードの情報がないと、避難指示発令地域から外れた地域に住む者としては次に何をしたらよいのか見通しを立てることができない。

2025年07月31日(木)



【小さな話題】2025年7月の「じぶん更新」を点検する 「NHK朝ドラ『あんぱん』、「AIによる行動分析学的翻訳」、リュウゼツラン『マルギナータ』開花、『カジュアル瞑想』と雑念、実数に頼らない虚数の定義

 月単位で「じぶん更新」状況を点検する、という月末恒例の企画。

 7月は猛暑日が多く、毎年恒例の特定健診、胃カメラ、大腸カメラの検査を受けたほかはもっぱら自宅に籠もっていた。午前中は半田山植物園にウォーキングに出かけたが、園内で歩くコースを短縮し、1日の合計歩数を5000〜6000歩になるように調整した。さらに、午前中に通院などでウォーキングができなかった場合、無理して午後の炎天下に歩くことはしなかった。
 行動範囲が狭かったこともあり、7月はあっという間に過ぎてしまった。健康診断の結果しだいでは今後の人生計画に重大な変更を迫られる恐れがあったが、さいわいどの検査も、異常なしという結果となり、短くても来年6月頃までは、これまでと変わらない生活を続けられる見込みとなった。
 以下、2025年7月のWeb日記の振り返りを記す。
  • NHK朝ドラ『あんぱん』:豪生存説/東って誰だ?
    『あんぱん』はその後も視聴を続けている。最近はBSの朝7時半からの放送を視ることが多くなった。
     7月31日放送までのところでは、のぶと嵩が新居に引っ越し、上京してきたのぶの一家が結婚のお祝いをするというシーンが放送された。
     このドラマが初恋成就の『冬ソナ』などと異なるのは、
    • A(男)とB(女)は幼なじみ
    • どちらも相手に惹かれるがBは別の男性と結婚
    • Bの夫が病死
    • AとBが結婚
    という再婚を描いていることである。但しこの再婚は、AやBが戦争で生き残ったことと、Bの夫が病死したことで初めて実現する。仮にBの夫が病で亡くならなければ再婚はありえない。またAが別の女性と結婚していれば、その女性と離婚しなければBとの再婚はありえない。要するに、いくつかの偶然的要因が重なって初めて実現したことになる。
    現実の社会でも、再婚のロマンスは多々あると思われるが、ドラマ化するためには「なぜ離別・死別したのか」、「なぜ最初からAとBは結婚しなかったのか」、といった点を視聴者に納得させる必要がある。また、再婚を目ざすのではなく、AとBが再婚せずにそれぞれ自立した独り暮らしを確立し、その上で、お互いが必要とする範囲で交際を続けるという道もある。再婚すれば独り暮らしの孤独から逃れられるように見えるが、実際は死別の悲しみを増やすだけになるかもしれない。


  • AIによる行動分析学的翻訳はスゴい!(1)童謡編
    ChatGPTによる行動分析学への理解度は、無料利用が始まったころにはかなりエエ加減だったが、その後、蓄積されたデータへの学習が進み、今では行動分析学を専攻する大学院生並みのレベルに達しているように思われる。
    「行動分析学的翻訳」の結果を自身の翻訳と対照させることで、さまざまな概念の定義や使用法を自力で学ぶことができるようになった。


  • 「さんずいに『芸』」から始まる竜舌蘭の正体
    その後、『マルギナータ』という品種名であると判明した【←元の説明板の学名をカタカナにしただけだが】。漢字の読み方は「ウスバ」と読むらしい。7月30日の時点では花茎の下部が開花。といっても雄しべが飛び出してきただけで花びらは見当たらなかった。


  • あしたが変わるトリセツショー「新・瞑想」(4)『カジュアル瞑想』/雑念の有用性
    『カジュアル瞑想』は「1つの動作に集中する」という意味でもあるが、必ずしも「気が散らないように集中する」ということではなく、「気が散った時はそれに気づき、直ちに動作に意識を戻す」ということに意味がある。とはいえ私のような隠居人に限って言えば、雑念に没頭することもまた人生の一部。


  • 虚数だけの世界は存在するか?(2)「3乗すると−iになる数」
    これもまた雑念からの派生。それにしても、上記の「行動分析学的翻訳」もそうだが、AIの発展ぶりはスゴい。虚数や四元数は難解ではあるが、AIに質問を重ねていけば、大学の1年目程度の数学であれば、自力でもある程度は学べそうだ。この時代に隠居生活を送ることができてまことにラッキー。