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じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 このところ日経平均が大幅に値上がりしており、10月31日の終値は52411.34円となった。残念ながら私自身は株取引には殆ど関わっていないが、新NISA対象の投資信託などで間接的な恩恵を受けており、3月下旬の金融資産総額を1.0とした時の10月末の総額は1.109となり10%程度増加していることがわかった。なお、ChatGPTによれば、4月から10月までのあいだの個人の金融資産の増加は8.8%と推定されるという。我が家の10.9%増加はまずまずと言える。以下はChatGPTの回答。

**単純推定では、今年4月→10月の間に「家計(個人)の金融資産」は市場価格変動だけでおよそ+約8.8%増加したと見積もれます。**(以下に計算と前提を示します)

# 根拠と計算(要点のみ)
  1. **日経平均の上昇率**
    • 2025年4月末(2025-04-30)終値:**36,045.38**。([ヤフーファイナンス][1])
    • 2025年10月末(2025-10-31)終値:**52,411.34**。([FRED][2])
    • したがって日経は(52,411.34 / 36,045.38 − 1)= **約 +45.40%** 上昇。計算は正確に行いました(小数点以下まで)。([ヤフーファイナンス][1])
  2. **家計(個人)の金融資産における株式・投資信託の比率**
    * 日銀「資金循環(2025年第2四半期速報)」などで、**家計の金融資産合計は約2,239兆円**(2025年6月末)で、うち**株式等+投資信託が約435兆円(=約19.4%)**と報告されています(家計の株式・投信残高が約435兆円という指摘あり)。([boj.or.jp][3])
  3. **単純試算(市場価格変動のみ)**
    • 家計が保有する「株式+投信」435兆円が日経の上昇と同程度に値上がりしたと仮定すると、価格上昇額は **435兆円 × 45.4038% ≒ 197.5兆円**。
    • これを家計金融資産合計(約2,239兆円)で割ると **197.5 / 2,239 ≒ 0.088 ≒ 8.8%**。つまり、**株価上昇だけで家計全体の金融資産が約8.8%増える**計算になります。計算過程は上に示した数値に基づいています。([boj.or.jp][3])
  4. 注意点(重要)
    * 上の推定は**「家計の株式・投資信託の評価額が日経平均と同じ比率で変動する」**という単純仮定に基づきます。実際には:
    • 投資信託には海外株や債券を含むものが多く、日経の上げをそのまま反映しないものがある。
    • 家計保有の株式には上場・非上場が混在する(非上場株は日経に連動しない)。
    • 期間中の**新規の資金流入(買い)、払い出し、配当再投資、保険評価の変動**などフロー要因も資産残高に影響する(例:日銀資料では四半期ごとのフロー寄与が公表されています)。([boj.or.jp][3])
    • したがって「実際の家計金融資産の増減」は、**上の8.8%を基準に、フロー(入出金)や投信の性質などで上下する**ことになります。直近四半期(4–6月など)の日銀公表では、時価評価による押上げとフローの寄与が別に示されています(参考)。([boj.or.jp][3])
  5. 実務的な“答え方”(レンジ提示)
    • **最もシンプルな数値:市場価格効果だけを見ると ≒ +8.8%(4月→10月)**。([ヤフーファイナンス][1])
    • 実際値のレンジ(現実的なフローや投信混合を勘案すると):**だいたい +6% ~ +11% 程度**と見ておくのが妥当です(下振れは海外比率が高い投信の影響や個人の売却、上振れはさらなる資金流入や保険評価上昇等を考慮)。(根拠:上の単純計算+日銀のフロー・時価変動の観察)。([smtam.jp][4])

[1]: https://finance.yahoo.com/quote/%5EN225/history/?utm_source=chatgpt.com "Nikkei 225 (^N225) Historical Data"
[2]: https://fred.stlouisfed.org/series/NIKKEI225?utm_source=chatgpt.com "Nikkei Stock Average, Nikkei 225 (NIKKEI225) - FRED"
[3]: https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjall.pdf?utm_source=chatgpt.com "2025年第2四半期の資金循環 (速報)"
[4]: https://www.smtam.jp/report_column/pdf/cat_07/HPVol.364_43520251017k.pdf?utm_source=chatgpt.com "投資INSIDE-OUT"


2025年11月1日(土)




【小さな話題】2025年10月の「じぶん更新」を点検する:「善人の定義」「文字コード」「枕木」「雌雄異熟」「電気信号の伝達と電流」「暗順応」「紙マークと資源ゴミ」「お花見の4つのタイプ」


 毎月の月末、「月単位で「じぶん更新」状況を点検する」ことにしてきたが、10月末となる31日にはこのことをすっかり忘れていた。
 もっとも毎月の出来事を振り返るという趣旨であれば、その月が終わった翌月の1日に執筆するべきであり、そうでないと31日の昼~夜は「空白期間」になるという問題があった。そのいっぽう、毎月1日に総括をするとなると元日の日記は前年12月の振り返りの内容になってしまう。新年を迎えた新たな気持ちの中で前月の振り返りをするというのはしっくりこないところがある。
 ということで今後は、以下のように決めておくことにする。
  • 毎月の振り返りは翌月1日の日記に記す。
  • 12月の振り返りに限り、12月31日の日記に記す。


 さて、10月は10月20日から10月28日間でオーストラリア南西部に出かけていたため、その期間、この日記の執筆は休止した。旅行中に気づいたことは、『速報版』としてこの日記に連載を開始、また『アルバム版』のほうは、楽天版じぶん更新日記のほうでいずれ連載する予定。但し『アルバム版』のほうは現在は5月に訪れたカナリア諸島のアルバムの連載を続けており、それが終わったあとは6月に訪れたインドネシアの連載となるため、今回のオーストラリア南西部のアルバムの連載は相当あとになる見込みである。といっても別段締め切りがあるわけではないし、むしろ数か月ほど経ってからもう一度写真を見直したほうが記憶力維持には役立つように思う。

 以下2025年10月のWeb日記の振り返りを記す。
  • 10月2日『アンパンマンのマーチ』をめぐる2つの謎と『善人』の定義
     何度か記したように、NHK朝ドラ『あんぱん』は、初回から最終回までを欠かさず視たドラマとしては3作目になる。現在は『ばけばけ』が放送中とのことだが私は全く視ていない。最近はモーサテも殆ど視なくなった。これにより朝の時間帯はWeb日記執筆や関連する資料整理に集中できるようになった。


  • 10月8日文字コード問題、あっさり解決/『アンパンマンのマーチ』をめぐる2つの謎と『善人』の定義(3)利己主義と利他主義、アンパンマンは善人か?
     文字コードで悪戦苦闘していたが、設定の組合せをいろいろ変えた結果、あっさりと解決した。これにより、10月8日は、シフトJISをUTF-8に変更した記念日となった。今後は、中国語の簡体字、ハングル、絵文字なども表示できるようになった。
     善人と悪人の区別についてはこれまでも何度か取り上げてきたが、ChatGPTの「自分より他人を優先できるかどうか」という基準は原理的に成り立たないように思う。例えば、人口100人の村人にそれぞれ数字を書いたカードを配ったとする。ここで「他人を優先する」を「カードの数値を他人より少なくする」に置き換えたとする。しかし、村人たちが自分の数値を他者より減らそうとしても無限の循環に陥るだけであり、どの時点においても必ず最大値のカードを持つ人(=他の誰よりも自分を優先する人)が必ず1人は存在することになる。要するに「他人を優先する」ことを善人の定義にすると、100人全員が善人であるような村は存在し得ないことになる。


  • 10月9日コンクリート製枕木で「じぶん更新」
     テレビの雑学系番組やAIに教わったわけではなく、自分で見つけて考察できた点がよかった。


  • 10月10日サイコクヒメコウホネの「雌性先熟」/水生植物の雌性先熟のメリット/動物の性転換との違い
    雌性先熟、雄性先熟それぞれのメリット、デメリットについて新しい知識を得た。


  • 10月11日「痛い」という電気信号の伝達と金属線を流れる電流の違い
    恥ずかしながら70+α歳にして初めて、金属線での電子の流れ(「電流」)と、電位の波の伝播が異なることを知った。


  • 10月18日チコちゃんに叱られる! 暗順応の時間差は、桿体への切り替えか、瞳孔径の調整か?
    これまで、暗順応に時間差があるのは瞳孔径の調整に時間がかかるためだと思っていたが、桿体への切り替えのほうが大きな原因になっていることを知った。


  • 10月20日「紙」マークがついていても可燃物扱い
     これまで豆乳の紙パックなどは資源ゴミに出していたが、岡山市の分別基準では可燃ごみとして出すべきであることを知った。


  • 10月29日オーストラリア南西部・フラワーハンティング
     お花見を目的としたツアーにも、
    1. 広大なお花畑など景観を楽しむツアー
    2. 景観的には絶景とは言えない、一見ありふれた森で希少植物を見つけるツアー
    という2つのタイプがあることを実感した。どちらかと言えば私自身は1.が好みだが、日々のウォーキング先の半田山植物園では、目立たない花を見つけて接写をしており2.に近い。このほか、
    1. 1つの植物の定点観察。落葉樹であれば、春の芽吹き、成長、開花、結実、紅葉、落葉、裸木という1年のサイクルを追う楽しみ。
    2. 群生している草花を一定のアングルから撮影し、架空のお花畑を想像する楽しみ。狭い庭園から極楽浄土や理想的な花園を想像するのもこれに含まれる。
    というタイプもあるかと思う。